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Channel: JFA|公益財団法人日本サッカー協会 : グラスルーツ
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みんなPLAY! 見附市サッカーフェスティバルを開催

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「補欠ゼロ(みんなPLAY!)」賛同パートナーである見附小学校サッカークラブ(新潟県見附市)が6月11日(土)、見附市元町運動公園(新潟市)で見附市サッカーフェスティバルを開催しました。 

同フェスティバルは「子供達の未来と可能性へ向け、補欠ゼロを目的とする」および「サッカーの実践を通して、技術の向上と親善交流をはかると共に、青少年の健全育成を目的とする」をテーマに掲げ、見附市と近隣の栃尾市、長岡市から5チームを招待して、総当りのリーグ戦方式で行われました。また、保護者とコーチでチームを編成し、参加5チームの子供達の選手で構成された合同チームとのフレンドリーマッチを実施。フェスティバルには、9歳~12歳の子供達100人と大人30人が参加し、終了後に親睦会も開催されました。

10月にも、同クラブ主催でレベルに応じて選手全員が楽しめることを目指した「ロータリー大会」を開催予定です。

 

コメント

大塚純一監督(見附小学校サッカークラブ)

今回は、チームとしての目標である大会の順位だけでなく、個人目標となるMVPを初めて選出(2名)し表彰しました。結果的には、チームとしての目標と個人としての目標、両方の目標ができた事によって、子供たち全員にチャンスがあったので、非常に目標意識が高い大会となりました。プレーの上手さだけではなく、一生懸命に頑張れば誰にでもチャンスがあるという意識付けができたのではないかと感じております。実際にMVPに表彰された子供2名は、優勝チームから選ばれた選手ではなく、又、決して上手い子供が選ばれた訳ではありませんでした。そして、あまり運動が得意ではなく他のチームでは試合に出れないお子さんがゴールを決め、もの凄く感動し、感謝の気持ちを私にお伝えしてくれた親御さんがいらっしゃいました。

改めて、子供たち全員に可能性がある事を私自身確信致しましたし、「絶対にこの大会やグラスルーツの活動を止めてはいけない!」と強く感じました。

フレンドリーマッチでは、小学生という限られた人生の時間を、親御さんと一緒に共有できた事、思い出になった事が、親子関係を深める意味でも本当に良かったと感じております。又、子供達も、他のチームの子供達と同じチームでフレンドリーマッチに参加し、とても良い交流になったのではないかと感じております。

次は、10月にロータリー大会という私達が主催するサッカー大会があります。その大会では、これまで通り子供達の真剣勝負の試合と、フレンドリーマッチを行い、今まで以上にに親子の絆を深め、そして子供達の可能性が伸びるような大会ににできるように、我々スタッフの方で、現状に満足せず、準備していきたいと思います。

今回のMVPのような、子供達に楽しみが増えるようなアイディアを出し、新たな挑戦を続けていきたいと思います。最後におまけですが、大会終了後、子供達と親御さんと全コーチで、親睦会を行いました。親御さん同士、親御さんとコーチ、子供達同士の交流ができ、コミュニケーションと信頼関係を深める事ができました。それと、子供達から親睦会において、次の目標を発表してもらいました。みんな笑顔に溢れ、サッカーを通じて、学ぶ事や挑戦する事の楽しさを確実に自然とできるように(無意識で)なってきていると感じました。本当に感動した大会でした!

参加選手の保護者の方々

・他の大会・他のチームなら、試合に出れない我が子が、本番の大会でゴールし、親として本当に感動!我が子もやればできる!と感じたようです。

・フレンドリーマッチを含め、全選手が試合に参加できる事が非常に嬉しかったです。子供達の笑顔が、今大会の良さを物語っていると思います。

・我が子の笑顔が見れる大会で、本当に良かったです。

・子供達と一緒に試合をする事によって、大人がいつしか忘れていた素直さや心からの笑顔を、今日は、思い出す事ができました。

・子供と一緒に大会に参加でき、とても楽しく過ごす事ができました。本当に良い思い出になりました。

参加選手

・初めて試合に出場し、ゴールする事ができたので、本当に嬉しかったです。次は、優勝したいです。

・自分で考えていたプレーをする事ができたので、良かったです。

・MVPに選ばれると思っていなかったので、本当に嬉しいです。

・試合にいっぱい出場できて、とても楽しかったです。

・次は、もっと点を取れるようになりたいです。

・お父さんと一緒に試合をやりましたが、お父さんは下手でした(笑)。でも、とても楽しかったです。

参加チームコーチの方々

・こういう心が癒される大会は、本当に貴重なので、これからも継続してください。

・グラスルーツ推進・賛同パートナーに認定されただけあり、本当に素晴らしい大会だと感じました。

 

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

「みんなPlay!補欠ゼロ」賛同パートナー一覧はこちら


デフサッカー日本代表、イタリアに向け出発

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デフサッカー男子日本代表は6月16日(木)、第3回世界ろう者サッカー選手権2016(デフワールドカップ)開催地・イタリアに向け、羽田空港を出発しました。

出発に際し、空港内で激励と見送りの会が行われ、(一財)日本障がい者サッカー連盟(JIFF)専務理事兼事務総長を務める松田薫二JFAグラスルーツ推進部部長が、世界での戦いに挑む監督・コーチ・スタッフ・選手達へ手話で激励のメッセージを送りました。

2大会連続2度目のワールドカップに挑む日本は、本日21日(火)25:00(現地時間18:00)に初戦を迎えます。相手は予選なしの初出場のアメリカ。初対戦となります。

4年に1度のデフサッカーの祭典「第3回世界ろう者サッカー選手権2016(デフワールドカップ)」。大会の様子は現地より、日本ろう者サッカー協会公式HP、Facebook、Twitterにて随時配信される予定です。選手たちの熱い戦いにご注目ください。

日本ろう者サッカー協会
日本ろう者サッカー協会Facebook
日本ろう者サッカー協会Twitter

激励メッセージ(手話)

松田薫二 (公財)日本サッカー協会グラスルーツ推進部部長兼(一財)日本障がい者サッカー連盟専務理事
2014年にザッケローニ監督率いる日本代表チームと一緒にFIFAワールドカップブラジルに行きました。とても良いチームでしたが、残念ながら予選敗退してしまいました。みなさんはこれから、デフワールドカップに挑みますが、サッカー日本代表が実現していないメダル獲得を目指して頑張って下さい。そしてハリルホジッチ監督率いる日本代表チームに勇気を与えてください。皆さんのご活躍を日本から応援しています。頑張って下さい。

第2回盛岡南公園球技場障がい者サッカー交流大会 7/18にいわぎんスタジアムで開催

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7月18日(月・祝)、いわぎんスタジアム(岩手県盛岡市)で岩手県サッカー協会共催の「第2回盛岡南公園球技場障がい者サッカー交流大会」が開催されます。

「~楽しくスポーツを~ だれでも・どこでも・いつまでも」をスローガンに、県内外から、知的障がいのあるサッカーの大好きな選手が集まります。

本大会は昨年、希望郷いわて大会2016(10/22~24)に向けて、第1回大会を開催しました。第1回は8人制で9チーム(1チームから複数参加OK)が参加しましたが、今回は11人制に変更し、東北地区より5チームが出場する予定です。

暑さに負けずに戦う選手たちの姿をともに応援しましょう。

大会概要

大会名:
第2回盛岡南公園球技場障がい者サッカー交流大会

日程:
2016年7月18日(月・祝) ※小雨決行、荒天の場合は延期

会場:
いわぎんスタジアム(岩手県盛岡市永井8-65 TEL:019-632-3344)

主催:
公益財団法人盛岡市体育協会

共催:
盛岡市、岩手県サッカー協会、岩手県障がい者社会参加推進センター

参加チーム

青森セレジェイラFC(青森県)
秋田特体連チーム(秋田県)
岩手FID(岩手県)
Sendai Forza F.C.(宮城県)
SFIDA郡山(福島県郡山市)

誰でもJoin♪ボーダーフリーサッカー2016開催

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「障がい者サッカー(誰でもJoin♪)」賛同パートナーである一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会(埼玉県加須市)が6月19日(日)、埼玉県障がい者交流センターでボーダーフリーサッカー2016を開催しました。 

同企画は「多様な個性と出会い、障がい、年齢、性別、競技レベル等の垣根を越えてサッカーを心から楽しみ、笑顔とリスペクトで仲間づくりの輪を広げていく」ことを目的とし、脳性麻痺、切断障がい、知的障がいなどの障がいを持つ方を含む、小学生から社会人の男女40名が参加しました。

第一部はゲストに元Jリーグ選手の小澤英明氏を迎え、CPサッカー、アンプティサッカーの選手による「越えて話そう、障がいとサッカー」と題したトークショーを開催。続く第二部の「誰でもサッカー&レクレーション」ではゲストの小澤氏によるサッカークリニック、アンプティサッカー体験会や全員参加のミニゲームが行われました。

埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会は今後、障がい者サッカーの存在をより知っていただき、協力して楽しめるということを感じていただくために、一般参加者を増やしていくとともに、障がい者サッカーのカテゴリーを越えてのコラボレーションも、これまで同様にお互いに楽しめるようにできるところから少しずつ進めて行くことを目指します。

 

 

コメント

松村健一代表理事(一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会)

今回も参加者の皆さんに心から楽しんでいただき、満足していただけたようで本当に嬉しく思っております。特に今回はトークショーとして各障がい者サッカーの日本代表選手だけでなく、クラブの選手たちも含めての「プレーヤーたちの生の声」を皆さんにお届けでき、第一部第二部ともに大変ご好評をいただきました。これは小澤さんと、ASユナイテッドとFCアウボラーダ両クラブの皆さんから発せられる、広くて深い「温かさ」のおかげなのだろうと思います。ファミリーのようなつながりや絆も感じられてきました。これからも協力してくださる皆さんへの感謝を忘れずに、継続して前進してまいります。

小澤英明氏(ゲスト)

今回で3回目を迎えた「ボーダーフリーサッカー」。毎回講師をさせていただけることに心から感謝しております。回数を重ねるごとに増えてゆく仲間たち、そして深まる絆、ボーダーフリーのイベントでは、老若男女全ての人たちが自然とスポーツを楽しめる環境が揃っています。自分らしく、そして新たな自分の発見。ボーダーフリーを体感した人は、またフィールドに戻ってきたくなることでしょう。

「一度きりじゃない。」

それがボーダーフリーサッカーの魅力だと思います。皆様もぜひご参加ください。

半澤監督(FCアウボラーダ)

同じ練習場を使っている仲間から、ボーダーフリーサッカーという障がいや年齢、性別の枠を越えたイベントを共有する仲間になれたことにとても嬉しく思います。特に今回は以前からずっと取り組んでいるような感覚が身体の中でありました。お互いのチームの選手同士はもちろんのことですが、スタッフや参加者とも気兼ねなく、サッカーファミリーとして会話しているところを見て、サッカーの素晴らしさを再確認することができたと感じています。また、講師として来られた小澤さんの人を引き寄せる言葉かけや熱意など勉強になりましたし、イベント当日の時間がもっと長くあればと思っていました。今後もイベント以外でも練習試合など交流をしていきたいと思います。

第一部トークショーに登壇した選手の方々

・サッカーという素晴らしいスポーツを通じて多くの方々との新たな出会いや再会ができた時間でした。「また、一緒にやりましょう!」と交流が繋がっていく。それが障がいの有無、種別にとらわれなかったということに光がさしているように感じました。 

・今までいろいろなイベントに参加してきましたが、トークショーは初めてのことで緊張しましたが、いざ始まってみると各プレイヤーのそれぞれのサッカーに出会うまでのストーリーを知ることができ、とても熱い時間を過ごせました。その後、エキシビションマッチでは、参加者の方から「勇気をもらいました。」と声をかけて頂けけた時は、とても嬉しく思いました。 

・始終笑顔の絶えない時間の共有がこのイベント最大の魅力で、元プロサッカー選手の小澤さんの大きな魅力に全員が引き込まれ、障がいも年齢も性別も何も関係なく、純粋にサッカーを楽しむことが出来ました。また今回トークショーでお話させて頂く機会も頂戴しましたが、会場の雰囲気と司会の方の助力のお陰で、外向きの言葉ではなく、自分の素に近い状態で話すことが出来ました。横の繋がりのあたたかさ、を実感しました。普段イベントでは「伝える」立場でいることが多いのですが、このイベントに関しては自分も「楽しい」時間を過ごすことが出来、もっと多くの方に参加して欲しいイベントと心から思います。また来年も是非参加したいと思います。

障がいをお持ちの参加者(小学生)

・次も参加したいです!それまでにもっと上手くなってもっと楽しみたいです!

・この間のイベントで、色々な人と交流出来て楽しかったです。また機会があったら参加したいです。

障がいをお持ちの参加者(小学生)の保護者

・サッカーが出来ても出来なくても、大人も子どもも、障がいがあってもなくてもみんなで楽しく参加出来るイベントでした。参加した人同士でコミュニケーションが自然に取れるように企画されているので、初対面の方とも楽しく話せました。小澤さんの人柄がよくわかる素敵なイベントだと思います。ボーダーフリーな楽しいひと時でした。また機会があったら是非に参加したいです。

・トークショー楽しかったですが、CP選手のお話に泣かされました。同じ障がいのある息子と重なりました。なかなかみなさんの前で話をするのって大変な事ですよね。きっかけはそれぞれですが自分達のサッカーと出会い生活自体が生き生きとした、まさにそこですね主人は一緒にサッカーに参加してみて、観てるだけではわからないこと事がたくさんあったようです。 ASのメンバーさんともたくさんお話しさせていただき、私もただただ楽しく過ごさせてもらいました。 

参加者の方々

・今回、イベントに参加をさせていただく中で、アンプティーサッカーとCPサッカー、多くの人との出会いに感謝しております。自分は、今ボランティアで幼少の頃お世話になったサッカーチームをコーチという形でお手伝いさせていただいています。今回のイベントではアンプティーサッカーと元Jリーガーの小澤さんにも接する機会を得、とても良い経験をさせていただきました。障がいとサッカーに境はないのです。みんなサッカーを心から楽しんでいる!時には泣いて、時には笑う。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。みんな一緒です。今回のイベントで、ある選手が話してくれました「障がいがあっても、これが俺達のサッカーだ。障がいがあると考えてプレーはしていない。人生にとってなくてはならないもの」と。すごく感動しました。自分は、サッカーでの怪我で膝の軟骨がなくなっており、思うようにプレーが出来ない自分に苛立ちと後悔の念が、ぐるぐる頭の中でまわり続けていました。ですが、その言葉を聴き、考えが変われた気がします。今の自分にとって、やれる事をサッカーとして楽しんでいけばいいのだと!!今回は参加させていただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

・ボーダーフリーサッカーが面白いところは、大人も子供も、障がい者も健常者も関係なく、フィールドで同じ時間、同じ喜びを共有できるところにあり、また、サッカーという競技が、形はどうであれ、誰もが楽しめるスポーツだと、実感することもできました。今年4月、日本障がい者サッカー連盟が設立された際、北澤会長が挨拶の中で「誰もが、いつでも、どこでも、サッカーを通して、明るく、楽しく生活できるような環境を作らないといけない」と話されたように、障がい者サッカーには、回りからのサポートも必要不可欠だと思いました。

・第一部での小澤さんを囲んで各団体の方々とのトークショーはとても新鮮で小澤さんのお話はもちろん各選手の競技に対する思いを聞けてとても有意義な時間でした。第2部のグランドでのイベントは小澤さんの指導は自然と全員が笑顔になります。普段なかなか交流を持てない参加者の皆さんと、とても楽しく過ごす事が出来ました。改めてサッカーの!スポーツの!素晴らしさを実感できました。もう、次回が待ち遠しいです。

・脳性麻痺で、右半身に麻痺のある8歳の男の子の母です。ボーダーフリーサッカーは前回に引き続き2回目の参加になります。今回、初の試みとのトークショーではそれぞれの選手の障がいをおった経緯やサッカーにかける思い、人生観等をうかがうことができ、これからの息子の将来を考えるうえで私自身の世界観が広がった感じがしました。第2部の誰でもサッカー&レクレーションでは、ASユナイテッドの選手はじめたくさんの皆さんに優しく接して頂いて息子も存分にサッカーを楽しむことができました。また驚いたことに、ゲストの小澤英明さんが息子のことを覚えていて下さって共に息子の成長を感じて下さったのです。グラスルーツならではの温かみを感じる一場面で感動しました。今後もこの絆を大切に皆さんと繋がり続けたいと感じました。

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第3回世界ろう者サッカー選手権2016 いよいよ最終戦へ

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6月19日(日)よりイタリア・サレルノ県で開催中の4年に1度のデフサッカーの祭典、第3回世界ろう者サッカー選手権2016(デフワールドカップ)が、いよいよ7月2日(土)に決勝戦を迎えます。

アジア予選を3位で勝ち上がった日本代表。アジアの代表として2大会連続2度目のワールドカップに挑み、大会参加16チームが4組に分かれてのグループリーグを戦いました。

グループBに入った日本は、アメリカ・ロシア・ギリシャと3試合を行ない、1勝2敗で、9~12位決定戦ステージへ進みました。27日(月)に開催国・イタリアと戦い2-5で惜敗した日本は、最終の11~12位決定戦を29日(水)9:00(日本時間 29日16:00)に同じアジア選出のサウジアラビアと戦います。

これまでの日本代表の試合結果は以下の通りです。

・6月21日(火) 18:00キックオフ(日本時間 22日1:00)
 日本 0-1 アメリカ(アグローポリスタジアム)

・6月23日(木) 10:00キックオフ(日本時間 23日17:00)
 日本 2-3 ロシア(エボリスタジアム)

・6月25日(土) 10:00キックオフ(日本時間 25日17:00)
 日本 2-1 ギリシャ(エボリスタジアム)

・6月27日(月) 12:00キックオフ(日本時間 25日19:00)
 日本 2-5 イタリア(エボリスタジアム)

29日(水)の最終戦を前に練習、ビデオミーティングを行い、練習前には選手、スタッフ全員で円陣を組み最後までチーム一丸となって戦う事を誓いました。チームは目指したメダルには届きませんでしたが、古島啓太選手はこれまでの試合で、得点ランキングで3位(4得点)につけています。(現在1位は5得点)

今大会の集大成となる選手たちの気合いの入った戦いにご注目ください。

監督・選手コメント

中山剛ろう者サッカー日本代表監督
現時点で世界に通じる所、通じない所が明確になっております。最終戦を迎えるにあたり消化試合と思わず、いい準備が出来ています。選手たちは持てる力を100%出して戦い毎試合成長しています。世界で11位になれるよう、次の大会でメダル獲得に繋がるように戦いますので応援宜しくお願いします。

細見尚史選手ろう者サッカー日本代表キャプテン
予選リーグ3試合はいずれも1点差の僅差の試合となり、日本は1勝2敗で決勝トーナメント進出はなりませんでした。しかし、日本のサッカーが世界で戦えるレベルへ確実に成長しているのを日々実感しています。最終戦は、これまでの遠征の中で得た貴重な経験を活かして、チーム一丸となって結果を残せるように臨みます。応援宜しくお願いします。

第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権 いよいよ開幕!

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7月9日(土)から10日(日)の2日間にわたり、「第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権」をアミノバイタルフィールド(東京都調布市)で開催します。今大会は、過去最多15チームが出場するほか、決勝前イベント(10日)としてブラサカジュニアアスリートチーム(男子)と女子チームによるエキシビションマッチを初めて行います。大会ゲストとして、タレントの橘ゆりか氏(9日)、元サッカー日本女子代表の小林弥生氏(10日)も来場します。

また、併催イベントとしてブラインドサッカーを”ゆるく”開発したゾンビサッカーの日本一決定戦「第1回ゾンビサッカー日本選手権(10日・世界ゆるスポーツ協会主催)」を開催するほか、フットサル大会、各種展示体験ブース、飲食ブースなど来場者の方々に楽しんでいただけるプログラムが多数あります。

第1日目(9日)は10時20分からグループリーグ第一試合開始。第2日目(10日)は9時から決勝トーナメントと順位決定トーナメントを開始し、決勝戦は14時50分キックオフです。

大会概要

大会名:第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権
日程:2016年7月9日(土)~10日(日) ※小雨決行荒天の場合は中止

1日目10:20~第1試合/ 12:50~開会式/ 17:30~第9試合(18:05終了予定)
2日目09:00~第1試合/ 13:10~ 3位決定戦
14:00~エキシビションマッチ
14:50〜決勝戦/ 16:00〜表彰式(16:30終了予定)

会場:アミノバイタルフィールド(〒182-0032 東京都調布市西町376-3)
主催:NPO法人日本ブラインドサッカー協会

参加チーム

Avanzareつくば(前回大会優勝、茨城県)
たまハッサーズ(前回大会準優勝、東京都)
ナマーラ北海道(北海道)
コルジャ仙台FC(宮城県)
新潟フェニックスファイヤーズ(新潟県)
F.C.長野RAINBOW(長野県)
Vivanzareつくば(茨城県)
埼玉T.Wings(埼玉県)
GLAUBEN FREUND TOKYO(東京都)
松戸・乃木坂ユナイテッド(東京都、千葉県)
buen cambio yokohama(神奈川県)
山梨キッカーズ(山梨県)
Mix Sense名古屋(初出場、愛知県)
兵庫サムライスターズ(兵庫県)
ラッキーストライカーズ福岡(福岡県)

詳しくは、大会サイトをご覧ください。
大会サイトはこちら

市区町村サッカー協会が初の賛同パートナーに!Jリーグからは清水エスパルスも~JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー~

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして新たに10団体を認定し、白岡市サッカー協会(埼玉県)が市区町村サッカー協会として初めて仲間入りしました。また、Jリーグからは清水エスパルスがFC東京に続く賛同パートナーとなりました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください。)

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬引退なし」「みんなPlay!補欠ゼロ」「だれでもJoin♪障がい者サッカー」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

6/15認定 4団体
KAZU SOCCER CLUB(引退なし,補欠ゼロ)
清水エスパルス(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)
FCアンビシャス(補欠ゼロ)
NPO法人GranArbolスポーツクラブ(引退なし,補欠ゼロ)

6/22認定 5団体
白岡市サッカー協会(引退なし,補欠ゼロ)
NPO港北フットボールクラブ(補欠ゼロ)
浦和グランパワーズ(引退なし,補欠ゼロ)
FC もんちっち(障がい者サッカー)
南中野ダックスF.C.(引退なし,補欠ゼロ)

6/24認定 1団体
松江FCだんだん(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

「ずっとEnjoy♬引退なし」賛同パートナー一覧はこちら
「みんなPlay!補欠ゼロ」賛同パートナー一覧はこちら
「だれでもJoin♪障がい者サッカー」賛同パートナー一覧はこちら

楽しいグラスルーツをみんなで!「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」新たに5団体を認定

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして新たに5団体を認定し、その内の4団体をHPに掲載しました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください。)

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬引退なし」「みんなPlay!補欠ゼロ」「だれでもJoin♪障がい者サッカー」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

6/27認定 1団体
公田サッカースポーツ少年団(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

7/5認定 1団体
一般社団法人Enije(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

7/8認定 2団体
キッズフィールド(補欠ゼロ)
ワイヴァンフットボールクラブ(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

今後HP掲載予定の団体(7団体)

7/11認定 1団体
あかしユニバーサルフットボール連盟(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

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Avanzareつくばが4年連続ブラインドサッカー日本一! 第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権

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7月9日(土)、10日(日)の2日間にわたり、ブラインドサッカーのクラブ日本一を決める「第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権」がアミノバイタルフィールド(東京都調布市)で開催されました。大会には過去最多15チームが出場し、Avanzareつくばが大会4連覇を果たしました。

決勝は、Avanzareつくば対 buen cambio yokohama の戦いとなりました。前半5分にゴール前で田村友一選手が押し込んでつくばが先制し、同15分にも田村選手が追加点を決めました。後半もリードを守りきり、2-0でつくばが4連覇を達成しました。田村選手は2年連続の最優秀選手賞受賞となりました。同じAvanzareつくばのGK・清都俊仁選手が最優秀GK賞に選ばれました。フェアプレー賞は、たまハッサーズ(3位)が受賞しました。

昨年に続き、出場2年目のナマーラ北海道は健闘し、決勝トーナメントに進出し7位という結果を残しました。

決勝前のイベントとしてエキシビションマッチが行われました。10歳から18歳の選手で構成されているジュニアアスリートチーム(男子)と、元サッカー女子日本代表の小林弥生氏を特別監督として迎え、大会参加各チームに所属する女子選手で構成した女子チームが対戦し、大いに会場を沸かせました。

大会2日間を通して、3,347人の来場者がありました。また、国内大会初の試みとなった決勝および三位決定戦の一部有料席(100席)も完売し、より多くの方に足を運んでいただける大会となりました。

最終順位

優勝 Avanzareつくば
準優勝 buen cambio yokohama
3位 たまハッサーズ
4位 松戸・乃木坂ユナイテッド
5位 埼玉T.Wings
6位 兵庫サムライスターズ
7位 ナマーラ北海道
8位 GLAUBEN FREUND TOKYO
9位 ラッキーストライカーズ福岡
10位 F.C.長野RAINBOW
11位 コルジャ仙台FC
12位 Vivanzareつくば・新潟フェニックスファイヤーズ
14位 山梨キッカーズ・MIX Sense名古屋(初出場)

コメント

魚住稿監督(Avanzareつくば)
Avanzareは前進を意味します。そういった意味でチームの大きな目標は初の日本選手権5連覇で、過去の自分たちへの挑戦です。その挑戦権を得る上でも今年は選手、スタッフ、サポーターがより強い気持ちをもって大会に望みました。

今大会の戦術的テーマは「中盤からの攻撃に厚みを持たせ圧倒的なボールポゼッションをとること」で、これまで練習を重ねてきました。結果としては5試合をとおして、中盤を制し無失点で優勝、4連覇という形で終えることが出来ました。しかし決して楽な展開ではありません。今回戦ったどのチームも以前よりも強化されており、一瞬たりとも気が抜けない試合が続きました。来年はいよいよ前人未踏の5連覇への挑戦となります。さらに強いチーム作りを行い、クリエイティブなサッカーを展開していきたいと思います。来年の日本選手権でもさらなる多くのご声援をよろしくお願いします。

第15回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権大会サイトはこちら
日本ブラインドサッカー協会公式サイトはこちら

横浜F・マリノス、千代田区サッカー協会等が新たに賛同パートナーに!

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして新たに6団体を認定し、その内の2団体と7月11日認定の1団体の計3団体を新たにHPに掲載しました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください。)

Jリーグから横浜F・マリノスが、市区町村サッカー協会から千代田区サッカー協会(東京都)が新たに賛同パートナーに加わりました。

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬引退なし」「みんなPlay!補欠ゼロ」「だれでもJoin♪障がい者サッカー」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

7/11認定 1団体
あかしユニバーサルフットボール連盟(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

7/22認定 2団体(※)
一般社団法人オープンゲートスポーツクラブ(引退なし)
横浜F・マリノス(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

今後HP掲載予定の団体(※)

7/27認定 2団体
千代田区サッカー協会(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)
カフリンガ東久留米(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

7/29認定 1団体
糸貫サッカー少年団(補欠ゼロ)

8/2認定 1団体
ソルサフガール(補欠ゼロ)

※:新規認定団体

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

「ずっとEnjoy♬引退なし」賛同パートナー一覧はこちら
「みんなPlay!補欠ゼロ」賛同パートナー一覧はこちら
「だれでもJoin♪障がい者サッカー」賛同パートナー一覧はこちら

ずっとEnjoy!キッズから大人まで一緒に楽しむ活動を開催

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy!)」賛同パートナーであるROSA
SHIGA(滋賀県栗東市)が2016年7月24日(日)、キッズから大人までを対象にした活動を行いました。

同チームは、「大人になってもいつでも、練習参加できるようなチーム作り」を目指して活動を行っています。

活動はまず17時から栗東市厚生会館で、みんなが楽しめるように経験者と初心者を分けてキッズから中学生までの選手を対象に全体練習を行い、その後、19時から、栗東市立金勝小学校で小学校高学年、中学生、大人を対象に練習を行いました。活動にはキッズ20人、小学生15人、大人6人が参加しました。

コメント 

駒崎太一氏(ROSA SHIGA代表)

チーム目標である大人まで、エンジョイできるチーム環境が、整ってきた感じです!
これからも、頑張って、来た人みんなが、楽しめる環境を作りたいと思います!
小学生高学年&大人は、4時間練習を楽しみました!

熊谷義宜さん(参加者/下記小学生参加者の保護者

ミニゲーム主体で、大人も子供も、一緒に、和気あいあいとした練習でした!久しぶりのサッカーで、思うように体は、動きませんでしたが、普段フィールドの外から見ている子供のプレーを近くで見て、成長を感じる事がありました!又、機会があれば参加させていただきたいです!

熊谷康亮くん(参加者)

僕は、あまりお父さんが、サッカーをしている所を見た事がなかったので、見れて良かったです!コーチや、お父さんとサッカーをやって、体の大きい相手にどうやったて対応しょう?と思ったりできるのも、良い点の一つだと思いました!このように、親子で、交流できるサッカーが、あるのだとわかったし、こういう所が、あったら行ってみたいと思いました!

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みんなPlay! だれでもJoin♪「ホーリーフェスタ2016」に参加

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「補欠ゼロ(みんなPlay!)」「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーであるバンクル茨城ダイバーシティフットボールクラブ(茨城県ひたちなか市)が7月16日(土)、ケーズデンキスタジアム水戸サブグラウンド(茨城県)で開催された「ホーリーフェスタ(知的障がい者サッカー交流大会)2016」に参加しました。

同クラブは“多様な障がい種の子供たちをすべて混ぜて1つのチームを作り、それぞれの「得意」と「苦手」を助け合ってチーム作りをしていく”ことを目指して活動しています。

「ホーリーフェスタ2016」では、障がいのある子供たちの公式戦の場を作り、障がい児サッカー育成を図ることを目的に、12歳以下の弱視(視覚障がい)4年生と5年生、発達障がい5年生、知的障がい3年生、発達障がい2年生、内部障がい2年生、脳性麻痺4年生の男子8選手と、知的障害3年生女子1選手でチームを編成。年齢、障がい種、程度がバラバラな選手たちだが、「勝つこと」よりも「全員が出て面白いサッカーをする」ことを目的に掲げ、全員が出場してサッカーを楽しむことを目指し、4試合を行い、3勝1敗という結果でした。

コメント 

選手たちの声

・人生初ゴール!コーチ、ちゃんと見てくれた!?(ベンチに駆け寄ってきて放った言葉です)

・4試合もやってしんどかったけど楽しかった!

・大人に勝てて嬉しかった!

・全員で攻めるバンクルのサッカーができた。

・生まれて初めてアシストした。走り回ってサッカーできた!

・今までで一番楽しかった! 

保護者の声

・みんなのキラキラ笑顔見てたらついつい嬉しくて騒いでました。

・息子が積極的にサッカーに向き合えてる様子がよくわかりましたし、運良くゴールできて、チームの友達に祝福されている様子がとても嬉しく、親として涙ながらに見させていただきました。

・試合をこなすごとにぐんぐん成長しているのが見れました!

・色んな子が助け合っていて、見ていて面白かったです!

大橋弘幸監督

勝ち負けが伴うのがサッカーという競技ですが、その本質は「楽しかった!」といえるかどうかだと思います。僕らは試合の勝ち負けより、その試合を「楽しかった!」って思えたら、試合は負けても楽しいサッカーとしては勝ちなんだよと指導しています。初戦は生まれて初めてのサッカー大会で緊張でガチガチな子もいたり、相手の身体のサイズに少しビックリするところもあり、なかなか自分達の良さを出せませんでしたが、試合を重ねるごとに明らかに見える「成長」が、全てのゴール、全ての「楽しい!」に繋がったかなと思います。

僕らは全員攻撃で全力疾走し、助け合って、疲れたらたくさん交代して全員が出て良いサッカーをしようというチームですが、そのきっかけがつかめたかなと思います。特に最後の試合は集大成で、身体の大きい相手にも立ち向かってボールを奪いに行く、ボールを奪ったら、全員で攻撃参加する、それぞれの障がい種の苦手な面を助け合うなど、面白いサッカーをしていました。

僕もベンチで指揮を執っていて、試合中にも関わらず、感情が込み上げてしまいました。この子たちのサッカー人生の道を作ってあげられたこと、人生初ゴールという、踏み出した大きな一歩を見届けることができたこと、選手たちが最後まで、ハンデに負けず持てる力を出しきったこと、全てにやられました。僕自身もサッカー人生で嬉し涙は生まれて初めてです。この子達の中には、障がいがあることで、元々やっていたサッカー少年団でのけ者にされてしまい、ひどく傷ついていた子もいますし、日常でも、学校で大変な思いをしているご家族もいます。そんなそれぞれにコンプレックスをもつ子達が同じゴールを目指して体いっぱいにサッカーを楽しむ、ほんとにこの子たちすごいなって思いました。

お恥ずかしい話ですが、帰りのミーティングで子供たちに向けて、涙ながらに「ずっと俺を信じてついてこい」と言葉をかけました。今回の子供たちのプレーに心を打たれた方が非常にいてくださり、応援してくださった保護者のなかにも涙する方もいました。(監督の私もですが、)その甲斐あって、本来出場資格のなかった、もう一つの茨城県障がい者サッカーの公式戦にも出場できることになりました。

監督と子供たちが一つになってサッカーをめいいっぱい楽しみ、茨城県の、日本の障がい児サッカーに奇跡を起こし続けて切り開いていきます。今後もグラスルーツの中のさらに深いグラスルーツなところを、バンクル茨城は追い求めます。

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「全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ´16」を時之栖スポーツセンターで開催

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「全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ’16」が8月6日(土)・7日(日)、時之栖スポーツセンター(静岡県御殿場市、裾野市)で行われました。

第11回目となる今大会は、全国から総勢30チームが出場しました。参加チームは、学校、施設、事業所、地域スポーツ団体の単独チームのエントリーとし、13歳以上の選手が対象です。スポーツ参加促進と競技力育成を目標としている同大会は、社会人になってサッカーをする機会が減ってしまった特別養護支援学校(学級)の卒業生も多数、参加し、好天の中で熱戦を繰り広げました。

さらに今回は、地元静岡県でアンプティサッカーのチームを立ち上げるために作られた「ガネーシャ静岡AFC」の協力のを得て、アンプティサッカーの体験会も行われ、選手や観客が参加しました。

大会概要

大会名

全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ´16

日時

平成28年 8月6日(土)・7日(日)

場所

静岡県御殿場市 裾野市 時之栖スポーツセンター

主催

NPO法人 静岡FIDサッカー連盟

共催

NPO法人 日本知的障がい者サッカー連盟

主管

NPO法人 静岡FIDサッカー連盟

後援

公益財団法人日本障害者スポーツ協会、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟、静岡県、静岡県教育委員会、静岡県サッカー協会、公益財団法人静岡県障害者スポーツ協会、一般財団法人静岡県サッカー協会

主催者コメント

瀬戸脇正勝NPO法人 静岡FIDサッカー連盟
近隣にチームが少なく試合経験の少ない選手たちに試合を楽しんでもらおうと企画したのがこの大会の始まりです。最初は主催者側も気を使い、部屋の使い方、温泉の楽しみ方等たくさんのインフォメーションを出していました。時之栖スポーツセンターの方にも随分相談に乗っていただきました。選手が安全に楽しめる配慮は欠かせませんが、選手も大会自体も大きく成長してきました。良い経験は、成長を促します。自分のことは自分でする、笑顔で挨拶を交わす、友達と楽しむなどサッカー以外の成長もたくさんもたらしている大会だと自負しています。

最近では、各県のトップチームが参加するようになり、大会への期待をますます感じているところです。今年は、アンプティサッカーの体験会も企画しました。参加者は、「難しい」、「腕が痛い」などアンプティの選手にたくさんの感想を述べていました。アンプティの選手も、大会の規模や皆の一生懸命さに感動したようです。また、今年は指導者の交流会も行いました。この大会が、指導者の連携、障がい者のサッカーの理解啓発や普及に大きく貢献できるように、充実、発展させていきたいと考えています。

楽しいグラスルーツをみんなで!「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」新たに4団体を掲載

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして認定した4 団体を新たにHPに掲載しました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください。)

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬(引退なし)」「みんなPlay!(補欠ゼロ)」「だれでもJoin♪(障がい者サッカー)」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

7/27認定 2団体
千代田区サッカー協会(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)
カフリンガ東久留米(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

7/29認定 1団体
糸貫サッカー少年団(補欠ゼロ)

8/2認定 1団体
ソルサフガール(補欠ゼロ)

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CPサッカー日本代表 2017IFCPF世界選手権の出場権を獲得

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2017年にアルゼンチンで行われるIFCPF世界選手権への出場権をかけた2016IFCPF世界選手権予選大会が、7月29日(金)から8月6日(土)まで、デンマークのヴァイエンで開催されました。

CPサッカーは正式には脳性まひ7人制サッカーと呼ばれ、杖無しで歩・走行可能な脳性まひ、脳外傷、脳血管障がい等による肢体不自由な方々がプレーします。少年サッカーと同じピッチ、ゴールのサイズで、1チームGK1名を含んだ7名で行ないます。1984年よりパラリンピック正式種目となっておりましたが、2020年の東京パラリンピックでは残念ながら、競技種目からはずれてしまいました。2024年パラリンピック大会での復帰をめざしています。

今回の予選大会には13カ国が出場し、8位までがIFCPF世界選手権の出場権を獲得します。今年4月に就任された安永聡太郎新監督の指揮下、予選通過を目指し熱戦を繰り広げました。日本はグループD、カナダ・デンマーク・フィンランドと同じグループでした。グループ2位となり、最終結果は8位。予選を無事通過し、来年のアルゼンチンでの本大会への出場権を獲得しました。

大会概要

大会名:
2016 IFCPF World Championship Qualification Tournament

主催:
IFCPF(International Federation of CP Football)

大会期間:
7月29日(金)〜8月6日(土)

開催地:
デンマーク ヴァイエン

試合会場:
Vejen Idraetscenter

参加国:
オーストラリア カナダ デンマーク フィンランド ドイツ 日本 韓国 北アイルランド ポルトガル スペイン ベネズエラ イラン スコットランド

監督・選手コメント

安永聡太郎監督
大変有意義な大会になったと強く感じております。チームとして、個人として、何が出来て何が出来なかったのか。出来たことは、チームとして連動した守備の構築でした。奪ってからのサイドでのカウンター攻撃はできました。但し、同レベルのチームに対してのみでしたが。対戦して勝てなかったチーム(カナダ、ポルトガル、オーストラリア)との差は何なのか。これは実際戦えたからこそ感じ取ることができました。6人のフィールドプレーヤーで、スペースをカバーしつつ、どのように攻守にハードワークを続けるか。これは日本が次のステージに上がる為に最優先でトレーニングしていかなくてはならないテーマだと思っています。勝つ為には得点が必要です。

今回の日本の得点パターンはセットプレーとカウンターによるものです。それが悪いとは思いませんが、上のステージのチームはボールを保持することで主導権を握ります。守備は連動しながらのハードワーク、攻撃はカウンターもできるし、ボール保持も出来る。ボールを失う時もカウンターを受けないようにボールを失って、上手く守備時のパワーを取り戻していました。この大会から、先ずはここから積み上げていくことが大切だと監督として強く感じています。私としても多くの経験を積むことができ、決断することを実戦の中で学ばせて頂きました。

黒田翔選手(チームキャプテン)
予選リーグ3試合は初戦、第2戦に勝利して2勝1敗で決勝トーナメントに進出することが出来ました。続くトーナメント1回戦の相手は前回大会で敗れたポルトガルでした。昨年の雪辱を晴らすためにもチーム一丸となって戦いましたが、結果は2対3で敗れました。試合内容は日本が先制点を挙げるも、相手に逆転されるという厳しい展開の中、同点に追いつき一瞬の隙をつかれ逆転を許してしまいました。勝てた試合を勝ちきることが出来ませんでした。その後も、一つでも良い順位で終わるためチームで戦い続けましたが、結果ベスト8で大会を終えました。

しかし、今大会で日本のサッカーのレベルが確実に成長しているのを感じました。中でも守備が今までよりも組織的でコンパクトに出来ていて、自分達がどこでボールを奪いたいのか、ボールを取ったらどう攻撃に繋げるのかがはっきりしていたので戦いやすいと感じました。チームの今後の課題は攻撃面で自分達の形を見つけだし、どう点を取っていくのか、それが日本チームの足りない所だと思いました。次のアルゼンチンでの世界大会はこれまでの経験を活かし、チーム一丸となり良い結果を残せるよう準備をして、次の大会に臨みます。皆さん応援宜しくお願いします。

大会ホームページ
IFCPF ホームページ 
日本CPサッカー協会ホームページ


みんなPlay! 「友情杯春季サッカー大会」に参加

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「補欠ゼロ(みんなPlay!)」賛同パートナーである社会福祉法人純心会まるくこども園(青森県十和田市)が7月2日(土)、十和田市陸上競技場(青森県)で開催された「平成28年度第7回友情杯春季サッカー大会」に参加しました。

同大会は“明日を生き抜く子どもたちの協調性・社会性・健康を育むことにつながるように支援すること”を目的とし、思いやりサッカーを実施しています。

参加チームは、この目的に賛同する十和田市近隣市町村の7つの保育園と認定こども園。

次回は10月に秋季大会を行い、総合順位を決定します。

コメント

進藤昭仁さん(社会福祉法人純心会まるくこども園)

児童憲章に“子どもたちは皆等しく、心身ともに健やかに生れ育てられ、よい遊び場と文化財を用意され、個性と能力に応じて教育される権利”という文言が記されています。ですから、私たち大人(保育者)はその権利に対する義務を負って、子どもたちに喜びと夢を与える責任があります。大会では、本賛同パートナー制度の「みんなPlay!補欠ゼロ」、および「だれでもJoin♪障がい者サッカー」が示す考え方の通り、“選手交代自由”、“障がいを抱える子どもにも輝く機会を”のルールのもと和気藹々と子どもらしく元気にはつらつと、そしてかわいらしくサッカーを楽しんでいました。次回の大会で各園のみんなの成長した姿に再会できることを楽しみしています。

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だれでもJoin♪「全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ'16」に参加

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーである横浜F・マリノス(神奈川県横浜市)の知的障がい者サッカーチーム「futuro(フトゥーロ)」が8月6日(土)、7日(日)の2日間、時之栖スポーツセンター(静岡県)で開催された「全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ'16」に参加しました。

同大会は誰でも参加できる大会をうたっており、サッカーの上手さや障がいの度合いに関係なく、多くの選手が参加する大会です。

コメント

林耕太選手

新しく入ってきたメンバーとコミュニケーションが取れるか不安だったが、試合中や、宿舎でもコミュニケーションがとれたし楽しい2日間だった。個人としては、1対1で簡単に相手に抜かれたり、攻守の切り替えが遅かった。

小川和訓選手

今回の大会はチーム(フトゥーロ)に入って初めての静岡大会だった。今回の大会で自分の足りないところやこれからの練習で必要なことが分かった大会だった。特にボールキープ、相手との距離感、シュート力をこれから磨いていきたい。

乙部生真選手

1日目と、2日目ともに勝てて良かった。個人的には声を出してプレーできた。チームとしては、うまくいかなかったプレーに対しても声を掛け合うことが出来た。 

小山良隆氏(フトゥーロヘッドコーチ)

1年間の活動の中で中間の大会として参加させていただいている。この2日間で各チーム5試合を行ったが、選手たちはとても暑いなか2日間頑張ってくれた。
いままでのトレーニングで成果があった部分もあったが、これから突き詰めていかなくてはいけない部分も見えた。来年もぜひ参加したいと思います。

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「全日本知的障がい者サッカー交流大会/御殿場サマーカップ´16」を時之栖スポーツセンターで開催

ブラインドサッカー東日本リーグ2016、8月27日に東京都八王子市で開幕!

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8月27日(土)、ブラインドサッカー東日本リーグ2016がクーバー・フットボールパーク八王子富士森公園(東京都八王子市)で開幕します。以降、約4ヶ月にわたって東日本地域のブラインドサッカー(全盲クラス)の7チームとロービジョンフットサル(弱視クラス)の3チームが全9節のリーグ戦を繰り広げます。

東日本リーグは、普段ブラインドサッカーとの接点がない地域の方にもご観戦いただき、チームと地域の結びつきを強めることを目指して1都3県を周遊して行われます。観戦は無料。上位2チームには、2017年春に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が付与されます。

開幕第1節では、ブラインドサッカーが計2試合行われます。第一試合は、昨期リーグ準優勝の地元「たまハッサーズ」が「埼玉T.Wings」を迎えます。第二試合は、「松戸・乃木坂ユナイテッド」対「GLAUBEN FREUND TOKYO」で、東京都のチーム同士の対決となります。

ブラインドサッカー東日本リーグ2016 スケジュール

第1節8月27日(土)クーバー・フットボールパーク八王子富士森公園(東京都)
第2節9月18日(日)渋谷区立広尾中学校(東京都)
第3節9月24日(土)押原公園(山梨県)
第4節10月1日(土)慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県)
第5節10月22日(土)文京区小石川運動場(東京都)
第6節11月5日(土)町田市総合体育館(東京都)
第7節11月6日(日)しながわ中央公園(東京都)
第8節11月19日(土)筑波大学セキショウフィールド(茨城県)
第9節12月11日(日)東京都福生市営福生野球場(東京都)

ブラインドサッカー東日本リーグ2016 第1節開催概要

日程:
2016年8月27日(土)
会場:
クーバー・フットボールパーク八王子富士森公園
会場詳細はこちら
対戦カード:
11:00~12:00 たまハッサーズ対埼玉T.Wings
12:30~13:30 松戸・乃木坂ユナイテッド対 GLAUBEN FREUND TOKYO

詳しくは、日本ブラインドサッカー協会公式サイトをご覧ください。

コメント

釜本美佐子 NPO法人日本ブラインドサッカー協会代表理事
今年も、いよいよ熱く長い東日本リーグ2016が始まります。私たちはブラインドサッカーとロービジョンフットサルを通じて、健常者と障がい者が当たり前に混ざり合う社会を目指しています。そして2020年のメダル獲得を目指して歩んでいきます。まだ実際にプレーを見たことがない方は、東日本リーグ戦が繰り広げられるお近くの会場にどうか足をお運びください。視覚に障がいのある者がこんなに激しく素晴らしいサッカーができるのかと驚くのと同時に、このスポーツの魅力を知っていただけると確信しています。これからもどうぞ皆様の熱いご支援、応援のほどよろしくお願いします。

フットサルを通じてソーシャルインクルージョンを!「フットサルオープンリーグ交流会2016」を開催

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精神障がい者・ひきこもり・不登校等の方々へのフットサルの活動普及・推進を行う千葉『共に暮らす』フットボール協会が7月17日(日)、千葉ポートアリーナ(千葉市)で「フットサルオープンリーグ交流会2016」(後援:千葉県サッカー協会、日本ソーシャルフットボール協会)を開催しました。

このイベントは、「障害の有無に関わらず共にフットサルを楽しめる方ならどなたでも」という参加条件のもと、様々な方がフットサルを通じた交流を通してソーシャルインクルージョン(※)を実践することを目的とし、当日は精神障がいを抱えた方や支援施設スタッフ、医療従事者、ひきこもり経験者、高校のサッカー部員など総勢約100名が参加しました。

交流会には、精神障がいフットサルチームが複数参加。くじびきにより、既存チームの垣根を超えたミックスチームを10チーム結成しました。まずは初対面のメンバー同士で自己紹介し、チーム名とリーダー、チーム目標決定のためのミーティングを行い、その後、フットサルゲームを実施しました。

昼休みには40歳以上の選手と女性による特別ゲームも実施し15名が参加しました。ゲーム終了後は目標の達成具合とチームのキャッチフレーズについて話し合って発表してもらい、最後にチーム内で寄せ書きを行いました。

※ソーシャルインクルージョン:「社会的包摂」。障がいのある方々が社会から隔離排除されるのではなく、社会の中で共に助け合って暮らしていこうという考え方。

参加者コメント

永井淳一さん
私は初対面の人たちと関わるのが苦手です。相手がどんなバックグラウンドをもった人物か、わからないからです。しかし、一つのボールを皆で無心になって追いかけているうちに一体感が出てきました。フットサルのパワーを感じました。そして、バックグラウンドなんて関係ないことに気づきました。昔からワールドカップやオリンピックなどはバックグラウンドの同じ「国」や「地域」で分けられてスポーツが大々的に行われてきました。今回の交流会のように障がいの有無に関係なく、多様な人々が集まりスポーツを一緒になって楽しむことは、言葉や人種、国境を越えていく力があると感じました。交流会を通じて、フットサルは私にとって、人と人を結ぶ架け橋のように感じられました。

主催者コメント

降屋守さん(千葉『共に暮らす』フットボール協会 副理事長)
わずか数時間一緒に同じチームとしてプレーしただけでメンバー同士が打ち解けあい、その思いが寄せ書きに現わされ皆さん感激した様子が見られました。主催者側も本当にやってよかったと感じられる会となりました。精神障がい者やひきこもりの中にはその特性や背景からコミュニケーションを苦手とする人もいますが、フットサルを通じてグループワーク形式で話し合いと交流を進めていく今回の様な形を「コミュニケーションフットサル」として今後も継続していくことで障害の有無に関わらない交流を促し、ソーシャルインクルージョンの理念を普及していきたいと考えています。

中津乃さん(交流会実行委員)
私は本フットサル交流会の実行委員として、出会ったばかりの参加者で編成したその日限りのチームでファシリテーター(司会進行)を務めました。最初の話し合いの中で、「チームみんながフットサルを楽しむためにはどうすればいいでしょう?」という私の質問に「一人ひとりがチームメンバー全員にパスをしよう!」「そのためにニックネームを呼び合いながらパスをしよう!」という目標を共有しました。いざフットサルゲームが始まると、次第にそれぞれのチームの特色が形成され、最後の振り返りの時にはメンバー全員にパスをするという自分たちのチーム目標も達成できており、一期一会チームとは思えない一体感を得ました。また、実行委員の私たちのコンセプトは様々な人を隔てることなく、みんなで楽しむことでしたので、私もチームメンバーの一人として夢中にプレーすることができました。チームみんなに感謝しています。

【j-futsal連動企画】「一人ひとりの違いが社会の中で当たり前のように認められるきっかけを」第2回ダイバーシティカップ

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フットサルは、いつでも、どこでも、だれでも、さまざまな形で楽しむことのできるスポーツです。JFAエンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」では、フットサルに関するさまざまな情報を発信しています。

今夏、「第2回ダイバーシティカップ」が東京都にあるMIFA Football Parkで開催されました。ダイバーシティとは多様性、つまり「人にはそれぞれに違いがある」ことを意味します。ダイバーシティカップは、フットサルの持つ力で、多様な背景のなかで社会的不利や困難を抱えている人たちの心身の健康や意欲を取り戻すきっかけ作りのイベントです。

ホームレスワールドカップがきっかけとなって結成された「野武士ジャパン」は、東京と大阪から2チームが参加し、今回のダイバーシティカップでの対戦が実現しました。参加者からは、東京だけでなく大阪での開催を望む声も多く聞かれました。ダイバーシティカップに参加したチームが示すように、社会にはたくさんの課題があります。ダイバーシティカップは、フットサルの大会を通してその課題に気づき、多様性を認め合い、誰にとっても居心地のいい社会を目指すことのできる取り組みです。今後、回を重ねるなかでますます社会の注目を集めていくことが期待されます。

参加者コメント

阿部渉さん
ダイバーシティカップの会場にいると、国籍や性別、障がいや価値観の違いなど、「それぞれの個人の抱えている問題も(悩んでいるのは)自分だけではないんだ。」と思うことができます。

鈴木綾さん
去年のダイバーシティカップでは、上手にフットサルができなくて落ち込むメンバーもいましたが、なにもフットサルをうまくプレーすることだけが、この大会に参加する価値ではないということを、みんなで話し合い、手作りのTシャツや応援旗を作りました。自分たちが楽しんでできることから取り組もうというスタンスになったことで、みんなが前向きに行動できるようになっていきました。ダイバーシティカップのように、フットサルの上手い下手に関わらず、仲間と一緒に楽しみながら取り組むことのできるイベントはありがたいですね。

本記事の詳細は、JFAエンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」でご覧いただくことができます。

一人ひとりの違いが社会の中で当たり前のように認められるきっかけを――。~第2回ダイバーシティカップ~

関連記事:
サッカーやフットサルを通じて個性や違いなど多様性を認められる社会に――。スポーツがつくるダイバーシティ社会への取り組み

j-futsalではこれからもフットサルの魅力をお伝えし、フットサルをする皆さんに役立つ情報をさまざまな角度から発信していきます。j-futsalにメンバー登録することで最新の情報をお届けします。一人でも多くの方とつながることができるよう、ぜひチームの仲間やご友人、ご家族にもj-futsalをご紹介ください。

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