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Channel: JFA|公益財団法人日本サッカー協会 : グラスルーツ
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ずっとEnjoy♫みんなPlay! サッカーを愛する全ての市民のために(JFAnews2016年10月情報号より転載)

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日本サッカー協会機関誌『JFAnews』2016年8月情報号(No.388)から「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」連載がスタートしました。その第3回目として10月情報号(No.390)に「引退なし(ずっとEnjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」賛同パートナーである白岡市サッカー協会(埼玉県白岡市市)の活動が紹介されました。

■JFAnews2016年9月情報号(No.389)より転載 ■情報提供:サカイク、大塚一樹

※『サカイク』はJFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度のメディアパートナーです

埼玉県の白岡市サッカー協会のように、市町村のサッカー協会がグラスルーツ推進・賛同パートナーになる例はまだ少ない。白岡市協会が参加した理由について秋月邦雄会長は、「賛同パートナーに応募することで、われわれの思いやこれからの活動のPRになると思ったんです」と明かす。

秋月会長の目標ははっきりしている。「私は今75 歳。できるだけ早く、引退までに“みんなPl ay(補欠ゼロ)”と“ずっとEnjoy(引退なし)”を定着させたい」。サッカーの楽しさを一人でも多くの市民に伝えたいというその願いを「サッカー楽しい」というシンプルで力強いスローガンに込めた。

目標に向けて、熱心な活動が続く。まずは、サッカーができる環境づくりだ。中学のサッカー部は夏になると中3の選手が引退してしまう。高校に進学するまでの間、サッカーから離れることで興味が薄れてしまうのではないかと、秋月会長は危惧していた。

「中学を卒業するとき、みんなで一緒に楽しくサッカーをやる機会があれば」。考えた末に思いついたのが、「卒業記念大会」だった。これは、学校対抗の大会で、サッカー選手だけでなく、野球部や運動部に所属していない生徒も参加する。通常、登録の関係でクラブチームに所属する選手と部活動でプレーする選手は同じ試合に出場できないが、学校単位の催しであれば、その縛りを受けることはない。スタートしたのは4年前、「今後も続けていって、白岡の名物になるといい」と秋元会長は将来を見据える。

また、母親向けに女子サッカーの初心者講習会を実施するなど、さまざまなカテゴリーの活動にも力を入れている。シニアに対しては、今年からオーバー40のリーグを立ち上げた。次はオーバー50も視野に入れている。

会長職に就いてから、サッカー愛好者を増やすと同時に、「いかにサッカー好きな人を減らさないか」にも目を向けた。考えた結果、「いろいろなステージをつくっていくことが大切」という結論に至った。現在、年齢や性別はもちろん、職業や生活環境も踏まえ、それぞれのニーズに合った環境づくりを進めている。

一方で、地域特有の問題もある。少子化や都心への転居、保護者がスポーツ少年団の手伝いができないなどの理由から、最も多い時で8チームあった少年団は1チームにまで減少した。4種(小学生年代)は8人制でリーグ戦に参加しているが、「みんなが試合に出て、『サッカーを楽しんでくれ』というのが私の本心ですが、全体に向けてそういうアクションを起こすチャンスはまだありませんね」と残念そうに語る。

小中学生から勝利至上主義を植え付け、厳しい指導をする風潮にも「違うんだよな」と首を横に振る。なぜなら、「サッカーっていうのは楽しみだからね。楽しむために練習をしてうまくなる」が持論だからだ。それを形にするために「リーグ戦の他にみんなが楽しめる、全員が出られる試合があればいい。補欠ゼロを掲げた協会の冠大会をやりたい」と次のアイデアは浮かんでいる。

秋月会長が撒いたグラスルーツの種は確実に芽吹き始めている。ある大会で子どもたちの前で話をしたとき、こんなことがあった。その大会では毎年、スローガン「サッカー楽しい」をみんなで言って締めくくるのが恒例になっていたが、ある時、「今日はいいかな」と思い、言わなかったそうだ。すると、一人の子どもが「今日は言わないんですか?」と不思議そうに言った。「結局、みんなで『サッカー楽しい!』って叫んで締めくくった。そうやって浸透してくれると嬉しいなと思っているんです」と秋月会長は相好を崩した。

白岡市サッカー協会の歩みはゆっくりかもしれないが、着実に前進している。サッカーを愛する全ての白岡市民のために。秋月会長のチャレンジは続く。

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度メディアパートナー」を新たに契約

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第16回CPサッカー全日本選手権大会 エスペランサが2連覇で優勝

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一般社団法人日本CPサッカー協会主催によるCPサッカーの日本一を決める「第16回CPサッカー全日本選手権大会」が10月29日(土)・30日(日)、長良川球技メドウ(岐阜県岐阜市)で開催されました。

CPサッカーは正式には脳性まひ者7人制サッカーと呼ばれ、杖無しで歩・走行可能な脳性まひ、脳外傷、脳血管障がい等による肢体不自由の選手がプレーします。両手で上からスローインができない人のために、片手で下からのスローインを認めています。少年サッカーとほぼ同じピッチ・ゴールのサイズで、GK1名を含んだ7名で行います。

全国より7チーム(うち1チームはオープン参加)がエントリーし、2日間にわたり熱戦が繰り広げられました。決勝は、連覇を目指すエスペランサ(川崎市)と前々回大会優勝チームで再び頂点を目指すP.C.F.A.サルタル(東京都)との戦いとなりました。試合は、後半終了間際まで両チームとも体を張って得点を許さないという展開。会場全体が固唾を呑んで見守る中、エスペランサがサルタルの一瞬の隙をつき、ミドルシュートをゴールに突き刺し、そのまま試合終了のホイッスル。エスペランサが2連覇を達成しました。

大会結果は以下の通りです。(1チームは途中棄権により順位なし)

優勝
エスペランサ(川崎市)
準優勝
P.C.F.A.サルタル(東京都)
3位
大坂PAZ(大阪市)
4位
ASユナイテッド(埼玉県)
5位
CP神戸(兵庫県)
6位
FCプログレッソ(岐阜県)オープン参加

MVP
二宮一太(エスペランサ・GK)

フェアプレー賞
吉澤菜摘(ASユナイテッド・ GK)

監督・選手コメント

優勝チーム神幸雄監督(エスペランサ)
今回の優勝は、ひとえに選手たちの少しでも成長しようと行う日頃のトレーニングと大会中の頑張りだと感じています。昨年は、若い選手を中心に、運も味方につけ、勢いのまま優勝することができました。今大会は、ディフェンディング・チャンピオンとして、プレッシャーを感じつつも、大会2連覇を目標に、1年間トレーニングに取り組んできたことが、この結果につながったと思います。しかし、エスペランサは、強いだけのチームではなく、サッカーを通じて、ルール、マナーを守ること、自分を大事にすること、周りに感謝すること、目標に向かって努力すること、そして仲間を大切にし、社会性を育むことを目指しています。今後も、エスペランサらしさを追求しながら、練習等に取り組んでいきたいと思います。最後に、毎年の大会の開催に大変なご尽力いただいている大会関係者並びに大会参加チーム・クラブの皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

準優勝チーム相馬勇樹選手(P.C.F.A.サルタル/キャプテン)
今回の選手権も大会のスタッフのサポートがとても素晴らしい環境の中で試合に臨めました。大会を通して自分自身やチームの成長を感じることができ、また優勝を目指して切磋琢磨してきた仲間と再会しサッカーを通してコミュニケーションをとることができました。結果は、もの凄く悔しいですがやり切れた気持ちです。来年に向けて明日から良い準備をしていきたいです。

3位チーム岩佐貴之監督(大坂PAZ)
優勝を目標に掲げて一年間準備をしてきましたので、悔しい気持ちはありますが、自分たちでできることを考えて置かれた状況にきちんと対応し、選手たちが大会を通じて大きく成長していく姿を見ることができ、個人的にはとてもうれしく思います。選手やスタッフ、サポーターがひとつとなってつかんだ3位という結果を誇りに思うとともに、今大会での経験を来年の優勝につなげていきたいと思います。

MVP受賞二宮一太選手(エスペランサ)
決勝という舞台は、二度目の経験でした。勝利を意識して、全力で戦いました。前半から後半にかけて、何度も何度も危ない場面がありましたが、なんとかしのぎました。一進一退の試合が続き、PK戦も覚悟していましたが、最後の最後に、仲間が得点を決めてくれました。今回は、本当にチーム一丸となれたからこそ、勝ち取れた優勝だと思います。また、今回、僕がMVPを取れたのも、チームの皆のおかげだと思っています。これに満足することなく、これからも競争意識を持ちエスペランサで頑張っていきたいと思います。

フェアプレー賞受賞吉澤菜摘選手(ASユナイテッド)
今回、賞をいただくことができたのは、監督、コーチ、チームの仲間を始め、私たちASユナイテッドに関わって下さっている多くの方々のおかげです。本大会に参加して、多くのプレーヤーに出会い、感化されたのでより一層練習に励んでいきたいです。

主催者コメント

栗本裕也大会実行委員長
最初に、ご後援をいただいた関係各所、岐阜県サッカー協会関係者・審判員の方々をはじめ、会場準備、運営などご協力いただいた多くのスタッフの皆さまの献身的なサポートにより、無事に終えることができたことに感謝申し上げます。今大会では、選手・スタッフ・関係者を含め、全体で180名を超える大会となりました。また天候にも恵まれ、ベストコンディションで行うことができました。試合に目を向けますと、今年も非常に白熱した試合が展開され、どのチームも日々の活動での苦労はありますが、それをまったく感じさせないプレーを見せてくれていました。

最後に、素晴らしい環境で試合ができたことは、関係者の方々の多大なるご協力があり、他ならぬ現場での協力団体の皆さまのおかげになります。大会を成功裏に終えることができたことに感謝し、ここに改めて御礼申し上げます。

第22回日本電動車椅子サッカー選手権大会 奈良クラブビクトリーロードが優勝

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一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会主催による第22回日本電動車椅子サッカー選手権大会が、10月22日(土)・23日(日)、アミティ舞洲(大阪市)で行われました。

電動車椅子サッカーとは、電動車椅子の前にフットガードを取り付けて行うサッカーです。自立した歩行ができないなど比較的重度の障害を持った選手が多く、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などを使って電動車椅子を操ります。プレーヤーには性別による区分はなく、国内では、スピードは時速6km以下と定められており、直径約32.5cmのボールを使用、コントローラーを操作してのパスやドリブル、車椅子全体を使っての回転シュートなどを行います。

電動車椅子サッカーのクラブチーム日本一を決める今大会では、「北海道・関東」、「北陸」、「中部」、「関西」、「四国」、「九州」の各ブロック予選を勝ち抜いた15チームと開催ブロック枠1チームの計16チームが出場し、日頃の練習の成果を発揮し日本の頂点を目指しました。

スティックを巧みに操った、華麗なパスワークだけでなく、ときには電動車椅子に乗った選手同士が激しく体を寄せ合いレフェリーからイエローカードが出るようなシーンもみられました。

来年7月にはアメリカフロリダ州キシミーで第3回FIPFA World Cupが開催されます。

日本代表チームの浅岡俊彰ヘッドコーチも視察に訪れ、今大会で活躍した選手も考慮した代表チームを編成し、世界の強豪国チームに挑みます。

大会は、2日間にわたる熱戦の末、決勝は”奈良クラブビクトリーロード”と”Red Eagles 兵庫”の関西対戦となり、奈良クラブビクトリーロードが接戦を制し10年ぶりの優勝を果たしました。

大会結果

優勝:
奈良クラブビクトリーロード(奈良)

準優勝:
Red Eagles 兵庫(兵庫)

第三位:
Nanchester United鹿児島(鹿児島)

大会MVP:
安井悠馬選手(奈良クラブビクトリーロード)

出場チーム:
北海道・関東1位:Yokohama Crackers(神奈川)
北海道・関東2位:レインボー・ソルジャー(東京)
北海道・関東3位:YOKOHAMA BayDream(神奈川)
北海道・関東4位:FINE(東京)
北陸1位:金沢ベストブラザーズ(石川)
中部1位:FCクラッシャーズ(長野)
中部2位:Wings(岐阜)
関西1位:奈良クラブビクトリーロード(奈良)
関西2位:Red Eagles 兵庫(兵庫)
関西3位:兵庫パープルスネークス(兵庫)
関西4位:プログレス奈良(奈良)
関西5位:SONIC~京都電動蹴球団(京都)
中国1位:ERST広島M.S.C(広島)
中国2位:廣島マインツ(広島)
四国1位:スクラッチ香川(香川)
九州1位:Nanchester United 鹿児島(鹿児島)

優勝チームインタビュー

大代裕之監督
二連覇をしているレインボー・ソルジャーに準決勝で勝利し、決勝では同じ関西のRed Eagles 兵庫に勝利して優勝することができました。とてもうれしく思います。レインボー・ソルジャーには前回0-7で敗退したため何とか一矢報いたかったので、相手の得意な形でサッカーをさせないように、戦術を整えていきました。今後はチーム力の底上げをしていきたいと思っています。代表候補の山田選手、中井選手以外にも力を持った選手を育成していきたいと思っています。

全日本ろう者サッカー選手権大会 男女同時開催

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一般社団法人日本ろう者サッカー協会主催による全日本ろう者サッカー選手権大会が11月19日(土)・20日(日)、Jグリーン堺(大阪府)にて開催されます。

ろう者のサッカーは、ルールは通常のサッカーとほとんど変わりませんが、聴こえない状態でプレーするため、レフェリーは笛とともに旗(フラッグ)で合図します。選手同士での声のコミュニケーションがないこと(手話や口話を使います)から『音のないサッカー』の愛称で呼ばれています。

男子は14回目の開催となり、北海道、東日本、西日本、九州の4ブロックの選抜チームが日本一をかけて戦います。東日本選抜は大会3連覇を目指します。来年7月にトルコ/サムスン市で開催されるデフリンピック(7月18日〜30日)の日本代表選考も兼ねた大事な大会になります。

一方女子は6回目の開催となり、今後の国際大会を見据えた大事なこの大会で、東西に分かれて日頃の成果を競い合いになります。

大会概要

日時:
2016年11月19日(土)~20日(日)

場所:
Jグリーン堺
大阪府堺市堺区築港八幡町145番地
http://jgreen-sakai.jp/access/

大会スケジュール

11月19日(土)

11:30~13:30試合(西日本vs北海道)
14:00~16:00試合(東日本vs九州)

11月20日(日)

9:00~11:00試合(三位決定戦)
11:00~13:00試合(女子東西戦)
13:00~15:00試合(決勝戦)

ぜひ会場でご観戦ください!

全日本ろう者サッカー選手権大会 男子は東日本選抜が3連覇、女子は東日本選抜が2連覇を飾る

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11月19日(土)20日(日)に、Jグリーン堺(大阪府)にて、男女の全日本ろう者サッカー選手権大会が開催されました。雨が降ったり止んだりとピッチコントロールが難しい天候の中、白熱した戦いが繰り拡げられました。

男子は、北海道選抜、東日本選抜、西日本選抜、九州選抜の4チームが参加し、女子は、東西2チームに分かれて試合が行われました。

男子は来年7月開催のデフリンピック(期日:2017年7月18日~30日、場所:トルコ・サムスン市)の日本代表選考も兼ねた大会とあってデフサッカー日本代表中山剛監督も視察に来ていました。

それ以外にも、デフサッカー女子日本代表久住呂幸一監督やデフフットサル男子日本代表川元剛監督も来ていました。

選手達も代表選考への数少ないアピールの場とあって、日ごろの成果を発揮しました。

男子は、初日・19日(土)結果により、20日(日)に行われた決勝は東日本選抜VS西日本選抜、3位決定戦は北海道選抜vs九州選抜の対戦となりました。東日本選抜が5-2で勝利し、大会3連覇を果たしました。

同じく20日(日)に行われた女子の東西戦では、東日本選抜6-2で西日本選抜を下し、大会2連覇となりました。

第14回全日本ろう者サッカー選手権大会 結果

1回戦
西日本選抜 5-0 北海道選抜
東日本選抜 7-2 九州選抜

3位決定戦
北海道選抜 3-2 九州選抜

決勝戦
東日本選抜 5-2 西日本選抜

大会最優秀選手賞、優秀選手賞

最優秀選手:
岡田拓也(東日本)

優秀選手:
折橋正紀(北海道)
渡部賢人(東日本)
西浦太志(西日本)
奥元伶哉(九州)

第6回全日本ろう者女子サッカー選手権大会 結果

東日本選抜 6-2 西日本選抜

大会最優秀選手賞、優秀選手賞

最優秀選手:
阿部菜摘(東日本)

優秀選手:
鳥海玲奈(東日本)
杉本七海(西日本)

最優秀選手受賞コメント

岡田拓也選手
最優秀選手賞を獲ったからといって慢心せず、来年のデフリンピックに選出されるように今まで以上に頑張っていきます。

阿部菜摘選手(大会MVP:女子)
メンバー全員で力を合わせて優勝することができました。試合で4得点も決めることができ、また最優秀選手賞をいただいて嬉しく思います。

第2回障がい者サッカー・47FAジョイントミーティングを開催

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2016年11月23日(水・祝)、第2回障がい者サッカー・47FAジョイントミーティングをJFAハウスにて開催しました。障がい者サッカーの情報や事例の共有を目的として昨年から開催しているもので、都道府県サッカー協会から障がい者サッカーに携わる担当者51名と、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)を構成する団体の代表者が出席しました。

ミーティングでは、前回のディスカッションの振り返りや日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の紹介などJFAからの情報を伝えるパートと、都道府県サッカー協会からの事例紹介のパートのあと、地域ごとにグループディスカッションを行いました。出席者からは、JFAやJIFFからもっと具体的な方針を示してほしいといった意見や、Jクラブとの連携を積極的に図っていきたいといった声があがりました。

参加者コメント

一般社団法人沖縄県サッカー協会障がい者サッカー特別委員会坂本瑞枝さん
今回はじめて参加して、各県の活発な取り組みを聞いて刺激を受けました。障がい者サッカーは障がいの種類によって課題はそれぞれですが、関係する人や団体で集まれることはすごく意義深いです。障がいの有無だけでなく、いろいろな壁を越えてサッカーという競技が多くのつながりを持たせてくれていることに嬉しさと喜びを感じています。このつながりがさらなる強みとして広がるよう、今回得た情報をまずは身近なところから発信するよう努めていきます。

一般社団法人熊本県サッカー協会障がい者サッカー部会風戸直子さん
グループディスカッションで、九州での連携をしていきたいという意見があり、障がい者サッカーの取り組みの可能性を感じました。事例発表はとても参考になりました。知的障がい者サッカーの協会やJクラブとの取り組みを中心に進める茨城県や静岡県などは、イベントの開催側も参加側もまとまっていると感じました。施設が充実している大阪府や、デフサッカーの代表合宿に合わせてイベント展開する沖縄県のスタイルもいいですね。熊本県でも、サッカーファミリーを活かした活動を考えていきたいです。

一般社団法人大阪府サッカー協会障がい者サッカー担当筒井清二さん
昨年9月の第1回ジョイントミーティングから1年が経過した時期に開催されました。この1年間で各47FAにおける障がい者サッカーへの取り組みが具体的に進んでいることが実感できました。しかし、各FA間で温度差があることも事実で、今後ともJFAグラスルーツ推進部の指導の必要性を感じました。関西地域においては、障がい者サッカー連盟に加盟する7つの団体との人的な繋がりを作っていくことが急務の課題です。

楽しいグラスルーツをみんなで!「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」新たに2団体を掲載

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして認定した2団体を新たにHPに掲載しました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください)

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬(引退なし)」「みんなPlay!(補欠ゼロ)」「だれでもJoin♪(障がい者サッカー)」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

11/14認定 2団体
株式会社レグロ(引退なし,補欠ゼロ)
オンセドリームプロジェクトチーム(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

「ずっとEnjoy♬引退なし」賛同パートナー一覧はこちら
「みんなPlay!補欠ゼロ」賛同パートナー一覧はこちら
「だれでもJoin♪障がい者サッカー」賛同パートナー一覧はこちら

みんなPlay! 2016 KANAGAWA ROOKIE LEAGUE

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」賛同パートナーであるKAZU SOCCER CLUB(神奈川県横浜市)は「補欠ゼロ(みんなPlay!)」のテーマのもと、4月~2017年3月にかけて「2016 KANAGAWA ROOKIE LEAGUE」を開催しています。

このリーグは今年で4年目を迎え、公式戦での出場機会が少ない選手たちにスポットライトを当て、選手たちの成長を見守ること、そして、育成年代からリーグ文化を根付かせ、常にチャレンジできる環境を選手たちに提供することを主旨に開催されています。活動目的に合わせ、Aチームレベルの選手の出場は原則認めていません。

今年度はU-8に12チーム、U-9に18チーム、U-10に15チーム、U-11に15チーム、U-12に17チームが参加。8人制でU-8のみ1試合10分ハーフとし、それ以外のカテゴリーは1試合15分ハーフで、全チーム総当りのリーグ戦で行われ、各試合でメンバー表の代わりに監督が選手の出場時間を記載する試合チェックシートを利用するなど選手が全員出場しているかを把握するための工夫がなされています。

自チームの選手一人ひとりのプレータイムが確保できていないと感じたことがリーグ設立のきっかけ。KAZU SOCCER CLUBはこれからも子供達の成長を一番に考え、時代の変化に合わせながら、リーグを変化、発展させ10年、20年と続くリーグにしたいと考えています。

コメント

丸山さん(FC奈良代表)

弊クラブはリーグ開設初年度から毎年、U-11カテゴリーに参加しています。当初より、多くの選手に出場機会を与えるための大会という趣旨に賛同し、弊クラブでも公式戦で出場機会の少ない5年生の選手を中心に出場させています。

選手たちは、ROOKIE LEAGUEを毎試合とても楽しみにしていて、自分たちが練習してきたことを試そうと積極的にプレーしたり、普段と違うポジションにチャレンジして新たな可能性を見出したりしています。

実際に、4年生の時には出場機会をほとんど与えられなかった選手が、5年生になってKANAGAWA ROOKIE LEAGUEに出場したことをきっかけに、自信を持ってプレーできるようになり、上級生の試合の先発メンバーに選ばれるようなこともありました。
それだけこの大会は、選手たちが積極的にチャレンジし、自信をつけることができる場となっています。

チームとして、今後ともKANAGAWA ROOKIE LEAGUEをサポートし、一緒に盛り上げていきたいと思います。

折見さん(KAZU SC コーチ)

「公式戦」という雰囲気と緊張感を1年間のリーグを通して何度も選手たちが経験し、選手一人一人のプレータイムも同時に確保出来るのは、とてもメリットがあり有難く思っております。チーム全体のレベルアップ・チーム戦術理解においても、このルーキーリーグが大いに役立っており選手達の成長を目の前で見て強く感じております。

また、試合に出ている誰もが主役になれる可能性がありますし、選手本人のモチベーションの向上、高い意識の中でのトレーニングも構築されます。

ルーキーリーグの中でのキャプテンや責任あるポジションを任されることで生まれる責任感やリーダーシップを養い、普段見られない一面と新たな発見を垣間見ることは、チーム・スタッフにとっても大事な気付きのポイントです。

「楽しいグラスルーツをみんなで! JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」詳細はこちら

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KAZU SOCCER CLUBの団体ページはこちら


誰でもJoin♪ボール一つでつながろう「第2回アンプティサッカー体験会」を開催

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーである清水エスパルスが11月12日(土)、IAIスタジアム日本平に隣接しているテニスコートにて「第2回アンプティサッカー体験会」を開催しました。 

この企画は、10月8日(土)に初めて開催され、今回が2回目となります。ガネーシャ静岡AFCの選手に協力いただき、エスパルスのホームゲーム最終戦の前にサポーターの方々にアンプティサッカーを知っていただくために体験会を実施いたしました。今回は2回目ということもあり、多くの参加者が集まりました。 

清水エスパルスはこれからも、アンプティサッカーの難しさや楽しさを含め、サッカーと言うスポーツの奥深さを感じてもらうとともに、様々な方々とサッカーを通して笑顔になれる機会を今後も作っていきたいと考えています。

参加者のコメント

市川陽翔さん(小3)

自分で体験してみて、難しかったけど、楽しかったです。でもすごく腕が疲れました。アンプティの選手は片足でも普通にボールを蹴ったり、リフティングをしたりするのがすごかった。

阿部弥生さん(小4)、阿部知里さん(小1)、渥美ここさん(小4)

体験してみて、片足でサッカーをするのは難しかったけど、楽しかった。アンプティの選手のプレーを真近で見て、とても迫力がありすごかった。

片桐琢登さん(小6)

片足でサッカーをするのがとても難しかった。腕と足が疲れましたが、楽しかったです。アンプティの選手は試合でずっと片足だけでプレーしているのは、すごいと思いました。

大石啓太さん(小2)

クラッチを使いながら蹴るのが難しかったけど、とても楽しかったです。走るだけでもとても難しかった。アンプティの選手は片足でもドリブルがとても上手ですごかった。

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みんなPlay! だれでもJoin♪失敗を恐れず楽しくプレーしてアッと驚く“番狂わせ”を(JFAnews2016年11月情報号より転載)

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日本サッカー協会機関誌『JFAnews』2016年8月情報号(No.388)から「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」連載がスタートしまた。その第2回目として11月情報号(No.391)に「補欠ゼロ(みんなPlay!)」賛同パートナーであるバンクル茨城ダイバーシティフットボールクラブ(茨城県ひたちなか市))の活動が紹介されました。

■JFAnews2016年11月情報号(No.391)より転載 ■情報提供:サカイク、大塚一樹

※『サカイク』はJFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度のメディアパートナーです

バンクル茨城ダイバーシティフットボールクラブは、「障がい者サッカークラブ」として茨城県ひたちなか市を拠点に活動している。子どもたちを指導する大橋弘幸監督は、鹿島アントラーズの元スクールコーチ。スクールで指導しているときに弱視の選手たちがプレーするロービジョンフットサルに出会った。それが転機となり、「知的障がいを持った子どもたちがサッカーをする、楽しくみんなでプレーする場をつくりたい」と、バンクル茨城での取り組みをはじめた。

 健常者向けのサッカー少年団では「できないことをできるようにしよう」という指導方針でプレーの向上やチーム強化を図るチームもあるが、バンクル茨城では必ず「100回失敗してみよう!」と伝えてチームの輪に呼び込む。そのメッセージを聞いた子どもたちは、失敗を恐れることなくその輪に入り、プレーしているうちに次第に笑顔になっていく。

サッカーができる場所を探し、ようやくバンクル茨城にたどり着いた保護者も「子どもたちが楽しそうなのがうれしい」と口をそろえる。

クラブに初めて参加するときは、自己紹介から。大橋監督が「何の障がいがあるのか、何が苦手かみんなに教えてあげて」と声を掛ける。CP(脳性麻痺)で運動障がいがあればドリブルが苦手かもしれない。そういう子にはどんなパスを出して、どんな役割をしてもらうと良いのか。そういうことは教えなくても子どもたち同士がどんどん勝手に見つけていくんです」(大橋監督)。互いにどのような特徴があるのかを理解しあっているからこそ、子どもたちは常に助け合いながらサッカーに取り組むことができるのだ。

クラブの名前にはニつの思いが込められている。「ダイバーシティ」は、いま盛んに社会で発信されている言葉で、さまざまな価値観を受け入れ、多様な人材を積極的に受けいれようという考え方。「バンクル」には「誰もが楽しいと思えるチーム、しかもそのチームが誰も思ってもみなかったような“番狂わせ”を起こす」という大橋監督の思いが込められている。

今年7月には水戸ホーリーホック主催のホーリーフェスタ2016に参加し、その“番狂わせ”を起こした。知的障がい者の国内最大規模の大会に初めて参加したバンクルは、見事なパスワークで、年齢も上で体格に勝る相手から貴重な1点をもぎ取った。大橋監督は「ドリブルができなくても、ゴール前でトラップして前を向いている子にパスすることはできます。みんなが考え、工夫して決めたゴールだったので、本当にうれしかった」と振り返る。

サッカーを楽しみたい子どもに、楽しめる環境を――。その信念を持ち続ける大橋監督も、子どもたちと一緒にサッカーを楽しむ一人だ。「“監督”なんて言っていますけど、僕が彼らのサッカーに入れてもらっている、仲間に入れてもらっているんです。障がい者サッカーと言ってしまうと何か特別な感じがしますが、僕は彼らに何か特別なことを“してあげている”という感覚は全くないんです」。

子どもたちと共に歩んでいくバンクル茨城は、真のバリアフリーを実現しているクラブといえるだろう。

 

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楽しいグラスルーツをみんなで!「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」新たに6団体を掲載

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「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」の賛同パートナーとして新たに認定した6団体をHPに掲載しました。

(認定団体の掲載ページは下記リンクをご参照ください)

本制度は、「JFAグラスルーツ宣言」に賛同し、共に行動していただける団体と仲間になることで、グラスルーツサッカーの環境改善を推進することを目的としています。「ずっとEnjoy♬(引退なし)」「みんなPlay!(補欠ゼロ)」「だれでもJoin♪(障がい者サッカー)」の3つのテーマに取り組む団体を賛同パートナーに認定し、「私達のグラスルーツ宣言」「その宣言を具現化するための活動」等を日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」に掲載していきます。

申請は随時受け付けております。グラスルーツの現場で活動されている皆様にぜひ賛同パートナーとなっていただき、グラスルーツサッカーの環境改善にご協力ください。

新規HP掲載団体

12/5認定 2団体
横浜かもめスポーツクラブ(引退なし,補欠ゼロ)
エスペーロ直方(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

12/7認定 4団体
知的障がい者サッカー推進連盟(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)
裾野西サッカースポーツ少年団(引退なし,補欠ゼロ)
BeYonDプロジェクトチーム(引退なし)
株式会社クリエイティブヘッズ(引退なし,補欠ゼロ,障がい者サッカー)

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ろう者サッカー男女日本代表合宿、今週末に沖縄で実施

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第4回となる、ろう者サッカー男女日本代表合宿が、12月23日(金・祝)~25日(日)に沖縄県サッカー協会の協力のもと、沖縄県総合運動公園で実施されます。

男子は、来年7月開催のデフリンピック(日程:2017年7月18日~30日、場所:トルコ・サムスン市)に向けた強化の場となります。

また、今回の合宿に合わせ、12月24日(土)に沖縄県サッカー協会主催の「障がい者サッカーフェスティバル2016」が、沖縄県総合運動公園陸上競技場で開催されます。日本障がい者サッカー連盟加盟の7つの障がい者サッカーに加え、沖縄ならではの手動車椅子サッカーの体験会が行われ、合宿中の男女ろう者サッカー代表チームも参加します。さらに、同日11:00より、ろう者サッカー男子日本代表と知的障がい者サッカー沖縄県代表によるエキシビションマッチも行われます。

是非とも、練習場所やフェスティバルの会場にお越し頂きご観戦ください。

監督コメント

久住呂幸一デフサッカー女子日本代表監督
沖縄にて代表候補合宿を行うこととなりました。なかなか機会がない暖かい沖縄にてチームの底上げ、そしてチームの成熟度を上げ、個人のレベルアップにつながるような合宿にしたいと思っています。そしてトレーニングマッチの相手になっていただくチームにも良い影響を与えらるよう、全力を尽くします。
また、「障がい者サッカーフェスティバル2016」にも参加させていただくことになりました。沖縄の人たちにデフサッカーを知ってもらえるチャンスでもあり、そして選手たちもサッカーだけでなく、人間性もレベルアップするようたくさんの人たちと触れ合い、そして応援いただけるように頑張りたいと思っております。

中山剛デフサッカー男子日本代表監督
2年前に沖縄で開催されました全国ろうあ者体育大会で沖縄県サッカー協会の具志堅会長をはじめ協会の皆様に大変お世話になった際、デフサッカーの活動状況(資金面や代表合宿の会場や宿舎確保など)がまだまだ環境面が十分ではないことや認知度が低いといった現状をお話させて頂きました。そのとき、ぜひ代表合宿や大会などいつでも沖縄で開催ください、と温かいお言葉を頂いたことを思い出し、今回実現できましたことを非常に嬉しく思っております。
12月24日(土)には沖縄県総合運動公園で「障がい者サッカーフェスティバル2016」を開催されデフサッカー体験だけではなくいろんな障がい者サッカー体験や、知的障がい者サッカー沖縄県代表チームとの試合も組んでくださり認知度の向上など普及の部分も応援してくださっています。この応援を来年のデフリンピックにむけての力に変えさせて頂きます。再び沖縄県サッカー協会の皆様にお会いできますことを選手、スタッフ共々心より楽しみにしています。

第2回静岡障がい者サッカーフェスティバル開催

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1月7日(土)、8日(日)に静岡県静岡市の清水ナショナルトレーニングセンター(J-ステップ)やIAIスタジアム日本平などで第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルが開催されます。

静岡障がい者サッカーフェスティバルは、様々な障がい者のサッカーを同じ場所で行うことで、互いの連携を深めたり、多くの方に実際に見て、興味を持っていただくことを目的としています。

今大会では、電動車椅子サッカーは、長野、愛知からのチーム、アンプティサッカーは、全国各地から、知的障がい者サッカーは、横浜F・マリノスフトゥーロを招待して迫力のある試合が行われます。また、ブラインド、アンプティ等のサッカー体験や県内の小学生から社会人までの知的障がい者サッカーチームの試合が展開されます。

大会概要

名称

第2回静岡障がい者サッカーフェスティバル

日程

2017年1月7日(土)、8日(日) 9:00~16:00

会場

清水ナショナルトレーニングセンター(静岡市清水区山切1487-1)
IAIスタジアム日本平(静岡市清水区村松3880-1)
静岡市立清水庵原中学校(静岡市清水区原245)

主催

NPO法人静岡FIDサッカー連盟

内容

7日(土)
知的障がい小、中、一般の大会、電動車椅子の大会、ブラインド及びアンプティサッカー体験
8日(日)
知的障がいサッカー静岡県 VS 横浜F・マリノスフトゥーロ(於 IAIスタジアム)
アンプティサッカー東西対抗、ソーシャルフットボールの大会、各種障がい者サッカー体験会

コメント

瀬戸脇正勝 NPO法人静岡FIDサッカー連盟理事
本大会は、静岡県で活動している障がい者のサッカー団体が連携し、もっとみんなに知っていただきたい、応援していただきたいという思いで開催している大会です。プレ大会、第1回とも多くの方に見ていただき、たくさんのつながりを得ました。今年も、選手をはじめスタッフももっと多くの方に見ていただきたい、体験していただきたいと準備をしてきています。ぜひ、現地にお越しください。

若杉幸治選手(ガネーシャ静岡AFC)
プレ大会から3回目の参加になります。足を失ってから生き甲斐として出合ったアンプティサッカー、今では最高の仲間と共に熱くなっています!大迫力のプレーとスピリットをお見せし、勇気と感動を届けたいです!そして同じ境遇の人達にも強烈なメッセージを伝えたいです!

サッカーなら、どんな障害も超えられる。~JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016を開催~

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JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016が12月24日(土)に東京都多摩市のフットサルステージにて開催されました。

本年4月に設立した日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の初イベントで、JIFF加盟の障がい者サッカー7団体や在京のJリーグ、なでしこリーグ、Fリーグの8クラブの協力により、小学生による「インクルーシブフットボール」と一般参加の「障がい者サッカー体験会」が午前・午後の2回に分けて行われました。約120名の参加者と保護者、見学者やゲスト、運営スタッフ等の総勢約300名がサッカーを楽しみ、終始笑顔があふれるイベントとなりました。

「インクルーシブフットボール」では、視覚障害、切断障害、知的障害、脳性麻痺、聴覚障害等の子どもたちと健常者の子どもたちが混ざり合ってチームを編成し、試合を行ないました。一つのボールを一生懸命追いかける姿に歓声が湧き、ピッチの中には障害の有無など関係ない世界がありました。また北澤豪JIFF会長、岡田武史JFA副会長、SAMURAI BLUE(日本代表)の川島永嗣選手、元なでしこジャパンの小林弥生さん、在京クラブのコーチ達もチームに入り、子どもたちと一緒に試合を楽しみました。

「障がい者サッカー体験会」では、クラッチ(杖)を使うアンプティサッカー、電動車椅子サッカー、アイマスクを着用してのブラインドサッカーを体験し、日本代表クラスの選手たちの楽しい指導によって、障がい者サッカーの難しさや楽しさを知る機会となりました。最後には、JIFFパートナー各社や各クラブからのクリスマスプレゼントが子どもたち一人ひとりに手渡され、子どもたちの笑顔でイベントが終了しました。

大会概要

名称:
JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016

日程:
2016年12月24日(土) 10:00〜12:00/13:00~15:00

会場:
フットサルステージ(多摩市落合1丁目47)

主催:
日本障がい者サッカー連盟

共催:
日本アンプティサッカー協会、日本CPサッカー協会、日本ソーシャルフットボール協会:日本知的障がい者サッカー連盟、日本電動車椅子サッカー協会、日本ブラインドサッカー協会、日本ろう者サッカー協会

協力:
FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ、スフィーダ世田谷FC、日テレ・ベレーザ、フウガドールすみだ、府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田

後援:
日本サッカー協会、日本プロサッカーリーグ、東京都サッカー協会、東京都、多摩市

体験会参加者親子コメント

三島理恵さんと遼太くん(5才)
障がい者サッカーを通じて、サポートが必要な人への正しい理解をもってもらうきっかけにしたいと思い、5歳の息子と体験会に参加しました。間近で見る障がい者サッカーの選手たちの圧倒的なレベルの高さに、終始、尊敬の眼差しでした。また機会があれば参加し、スポーツを通じて楽しみながら、多様な社会を知るきっかけとしたいと思います。息子は「足がなくてもボールを早くけれるし、目が見えなくても鈴が入ったボールでボールの場所がわかって、すごい上手だったし、指が動けばサッカーできるんだよ」と父親に言っていました。

インクルーシブフットボール参加者コメント

松永健由さん(小5)
最初は緊張したけど、北澤さんやコーチやお友達と練習して、試合もとても楽しくできました。もっと上手になって、またやりたいです!

松田薫二日本障がい者サッカー連盟専務理事
初の主催イベントだったので前日までどうなるか心配でしたが、元日本代表監督の岡田武史さんや日本代表の川島永嗣選手も参加してくれて、在京クラブのコーチ達の盛り上げもあり、会場に楽しそうな声や笑い声があふれていたのでホッとしました。子どもたちの半分は何らかの障害を持っている子でしたが、分け隔てなく同じチームとして一生懸命ボールを追いかけ、点が入るとみんなで喜び、本当に楽しそうでした。見学に来られた方々は「えっ?!どこに障害があるの?」と驚いている方もいました。見た目に分からない障害もたくさんあるので、サッカーで身近に触れ合うことによって、障害の理解も深まるのではないかと思いました。サッカーにはいろんな方々を結びつける力があることを改めて感じた一日でした。

ろう者サッカー男女日本代表 沖縄で合宿を実施

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2016年12月23日(金・祝)~25日(日)に沖縄県総合運動公園で、ろう者(デフ)サッカー男女日本代表の合宿が行われました。

天候にも恵まれ、暖かい環境での合宿となり、選手達にも体調コントロールがしやすいと好評でした。沖縄県サッカー協会の協力のもと、男子は、沖縄国際大学、那覇西高校、FCセリオーレと練習試合を、女子はヴィクサーレ沖縄FC(ナヴィータ)、琉球デイゴスと練習試合を行うなど、充実した合宿となりました。

12月24日(土)には沖縄県サッカー協会主催の「障がい者サッカーフェスティバル2016」が行われ、日本代表チームのメンバーも、デフサッカーのブース出展やデフサッカー体験会を開催しました。またメンバー自身も様々な障がい者サッカーの体験会に参加し、沖縄で行われている手動車椅子でのサッカーにもチャレンジしました。

また、知的障がい者サッカーの沖縄県選抜チームとデフサッカー男子日本代表との試合も行われました。エキシビジョンマッチながらも、双方真剣勝負で白熱した攻防が繰り広げられました。

初の沖縄合宿とフェスティバルへの参加で、新しい繋がりが出来ました。

デフサッカー日本代表は3月にも、男子(愛知県)女子(関東圏内)ともに合宿を行い、7月のデフリンピックに備えます。

選手コメント

細見尚史選手(デフサッカー男子日本代表キャプテン)
12月23日から3日間、7月に開催予定のデフリンピックに向けた合宿を沖縄で実施しました。期間中には「障がい者サッカーフェスティバル2016」も開催され、普段関わるきっかけが少ない他の障がい者サッカーを通して多くの方と触れ合うことができ、ろう者サッカーの選手にとっても良い機会をいただくことができました。また、沖縄県サッカー協会様の多大なご協力のもと、素晴らしい施設で対外試合も行うことができ、収穫の多い合宿となりました。今回の合宿に関わってくださいました全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、この貴重な経験を活かしてデフリンピックでのメダル獲得へ向けて引き続き邁進していきます。ありがとうございました。

阿部菜摘選手(デフサッカー女子日本代表キャプテン)
今回、初めて沖縄で合宿を行いました。練習をしていく中で、チームワークの大切さ、どんな気持ちでサッカーに励んでいるのか、色々と知ることができた合宿だったと思います。練習試合してくださったヴィクサーレ沖縄FC様、琉球デイゴス様、ありがとうございました。練習試合の中で色々な課題も見つけることができました。今後の練習に活かし、7月の大会でメダルを獲得できる様、頑張っていきたいと思います。


ずっとEnjoy♫同志社大学体育会サッカー部女子部合同企画 なでしこサッカー教室

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JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy♫)」賛同パートナーである一般社団法人オープンゲートスポーツクラブが2016年10月30日(土)、西宮市中央運動公園「多目的グラウンド」(兵庫県西宮市)で 同志社大学体育会サッカー部女子部合同企画なでしこサッカー教室を開催しました。

同クラブは、男の子のスポーツというイメージが強いサッカーを、女の子にも始めるきっかけとなればと同志社大学体育会サッカー部女子部と合同でサッカー教室を企画し、すでにサッカーをしている子には、実際に現役選手として活動する大学生女子サッカー選手と接することで、目標を持って中学・高校とサッカーをずっと続けてもらえればと願い実施しました。

教室には3歳~12歳の児童60名が参加し、大学生自らが考えたオーガナイズを、3つのグループに分かれ実施しました。また大学生チームと、子どもチームとのエキシビジョンマッチを行いました。

参加者の七割が女の子と、予想以上の参加があり、大学生だけでなく中学生や高校生、クラブサポーターもイベントに参加し大人はもちろん、様々な年齢の子どもたがサッカーを目的に集まり交流しました。男の子が多いサッカーチームには、なかなか参加できなかった子が自らイベントに行きたいとお母さんに話し、参加したりもしました。

同クラブは、全国的に継続した運動をする女の子が減少傾向であることを課題として捉え、今後、女の子が参加しやすい、サッカー振興を目的としたイベントを継続的に実施していきたいと考えています。

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ずっとEnjoy♫みんなPlay! だれでもJoin♪ドイツに学ぶ心を育てる総合型スポーツクラブ(JFAnews2016年12月情報号より転載)

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日本サッカー協会機関誌『JFAnews』2016年8月情報号(No.388)から「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」連載がスタートしまた。その第4回目として12月情報号(No.392)に「引退なし(ずっとEonjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーである特定非営利活動法人 春日イーグルス(福岡県春日市)の活動が紹介されました。

■JFAnews2016年12月情報号(No.392)より転載 ■情報提供:サカイク、大塚一樹

福岡県春日市で活動している春日イーグルスは、地域に密着した総合型スポーツクラブだ。1980年に小学生を対象としたサッカー教室からスタートし、卒業生にサッカーができる環境を整えていく中でジュニアチーム、ジュニアユース、ユース、社会人と組織ができあがっていった。

小学生年代だけを見ても市内10校の子どもたちが所属するなど、春日市内を幅広くカバーしている。今では女子、シニアなどのカテゴリーに加え、バドミントン、3B体操教室、走り方教室なども行っている。クラブから巣立った卒業生のうち6人が、現在、強豪校ひしめく福岡県内の高校チームでキャプテンを務めているという。

イーグルスの育成方針について、「大切なことは子どもたち一人ひとりの成長」だと話す井上恵悟会長。その背景にあるのは、ドイツのケルン体育大学に留学しているときに感じた“サッカークラブのあるべき姿”におけるドイツと日本との違いだ。「少年サッカーもフィロソフィーがないと、競争ばかりに目が行って、勝った、負けたと、その瞬間だけにとらわれる。ドイツはそうではなかった。サッカーのあるべき姿があった」(井上会長)。

帰国後、イーグルスに関わるようになってからは老若男女、地域のすべての人々が関われるコミュニティーを形成しようと奔走した。「百聞は一見にしかず」ということで、まずは地域の人たちやコーチを連れてイタリア、オランダなどヨーロッパ各国に研修に行った。ある小さなクラブで、寒空の下での練習を終えた少年たちに地域の人々が温かい飲み物を提供する光景を見た井上会長は「これが本来のスポーツのあり方、クラブ文化じゃないかと思った」と話す。

井上会長の熱意に促されるように、年々クラブは大きくなり、今では1000人を超えるクラブに成長した。その活動はサッカークラブの枠組みを超え、総合スポーツクラブとして、地域コミュニティーや教育にも深く関わることになる。

その一つが、春日市からの依頼で行っている不登校の中学生を対象としたスポーツ活動だ。「不登校の問題は居場所をつくると言うことが解決の糸口。クラブがそのきっかけになる可能性はあると思うんです」と井上会長。サッカーだけではなく、さまざまなレクリエーションを提供しながら、「無理強いするのではなく、楽しそうだなと思ったら来てみてよというスタンス」で取り組んでいる。

「私たちの願いはイーグルスを通じて『心が育つ』ということ」と言う井上会長は、こうも続ける。「手段はサッカーでも何でもいい。子どもたちの“居場所”をつくってあげることが、イーグルスが地域に果たす役割なんじゃないかと思っているんです」。健全なる精神は健全な身体に宿る――。その逆もまた真なり。イーグルスは地域に密着したクラブとしてこれからも春日市に欠かせない存在であり続ける。

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第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルレポート ~つながりきょうゆうはってん~

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1月7日(土)と8日(日)にかけて、静岡県静岡市の清水ナショナルトレーニングセンターで、「障がい者サッカーを、知る、見る、やってみる、参加する」をコンセプトに、第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルが開催されました。

障がい者サッカーの体験教室や各ジャンルの大会などが二日間にわたって行なわれ、会場にはサッカーファミリーの笑顔が広がりました。特に「ごちゃまぜサッカー」の試合では、地元の清水から、清水サッカー協会シニア委員会、清水第八プレアデス・マイア、清水第一中学校サッカー部、静岡在住のろう者サッカー選手ら、様々なカテゴリーの選手が混ざり合って、熱戦が繰り広げられました。

大会実施概要

名称:
第2回静岡障がい者サッカーフェスティバル

会場:
清水ナショナルトレーニングセンター(静岡市清水区山切1487-1)
IAIスタジアム日本平(静岡市清水区村松3880-1)
静岡市立清水庵原中学校(静岡市清水区原245)

主催:
NPO法人静岡FIDサッカー連盟

内容:
【1日目】1月7日(土)
知的障がい者サッカー:小、中、一般の大会
電動車椅子サッカー:大会
ブラインドサッカー:体験会
アンプティサッカー:体験会
意見交換会:知的障がい者サッカーの指導について

【2日目】1月8日(日)
知的障がい者サッカー:親善試合(静岡県選抜vs横浜F・マリノスフトゥーロ 於:IAIスタジアム)
アンプティサッカー:親善試合(東西対抗)
ソーシャルフットボール:大会
ごちゃ混ぜサッカー:体験会及び試合

主催者コメント

瀬戸脇正勝 NPO法人静岡FIDサッカー連盟
今年度も、あっという間のニ日間でした。初日は穏やかな冬の日差しの中、電動車椅子サッカーや知的障がい者サッカーの様々なゲーム、ブラインドサッカーやアンプティサッカーの体験教室が行われました。地域の少年団からJリーグ関係者まで多くの人で賑わいました。ニ日目は今にも振り出しそうな空模様のなかのフェスティバルでした。誰もが雨を覚悟しましたが、12時過ぎまで雨も降らず、ほぼ全日程を終えることができました。今年は、昨年参加できなかったろう者サッカーの方が参加でき、大変盛り上がりました。応援してくださった皆さん、参加した皆さん、体験した皆さん、お疲れ様でした。たくさんの笑顔をありがとうございました。また来年、お会いしましょう。

体験会参加者コメント

東海大翔洋高等学校中等部サッカー部部員
ブラインドサッカー体験会では、目が見えない中でサッカーをやることはすごく大変だと思いました。パスやシュートをするには、声がすごく大切だということも改めて感じました。またアンプティサッカーをやってみて、足がない人の大変さを知り、見かけたら何かしたくなりました。色々な障がいを持った前提でやったごちゃ混ぜサッカーは、外から見ていただけでは比較的楽に見えましたが実際にやってみると難しくて、ボールを蹴れなかったですし、全然走れませんでした。障がいのある人の気持ちに立って行うことが大切だと思いました。

知的障がい者サッカー大会参加者コメント

静岡チャレンジドJr.の保護者
どうなることかと心配していましたが、思った以上にサッカーになっていて、ほっとしました。子どもはボールを蹴ることができるたびに、毎回嬉しそうに報告に来ていました。次回の目標は、ボールを蹴っても報告に来ないことです。今回は「試合」だったので、いつもの練習のように「○点決める」のは難しいだろうと思い、目標を「ドリブルとパスをしてみる」にしました。実際はゴールを決めにいく形になっていましたが、『サッカー』を少しずつ分かってきているように思います。仲間と体を動かす楽しさが分かる幸せを大変ありがたく思います。

ごちゃ混ぜサッカー試合参加者コメント

NPO法人清水サッカー協会シニア委員会メンバー
皆さん、スピードがあり、テクニックがあり、とてもついていけないが楽しみました。ありがとうございました。

清水第八プレアデス・マイアメンバー
普段一緒にサッカーをしない人とプレーができて楽しかったです。障がいを持っていることは、一緒にサッカーをするうえで関係ないと感じました。みんな仲間です。

清水第一中サッカー部部員
いろいろな人とサッカーができて楽しかったです。

元ろう者サッカー男子日本代表選手
楽しくプレーできました。年齢や障がいに関係なく交流できるこのような機会がもっとあるといいです。デフサッカー、デフリンピックをたくさんの人に知ってもらえるようがんばります。

元ろう者サッカー女子日本代表
年代、障がいを越えて楽しくプレーできました。誰もが楽しくサッカーができる場所が増えていくことを願っています。

障がい児サッカー教室今治で開催

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FC今治のコーチ・選手による障がい児サッカー教室が2016年12月17日(土)、愛媛県今治市で行われました。地元のデイサービスの事業所からの依頼に応え、クラブとして初めての試みとなりました。

瀬戸内海に面したFC今治の波止浜グラウンドに小学生15人が集まりました。初めてボールに触る子ども、上手にボールを操る子ども、FC今治の工藤直人コーチ・斎藤誠治選手・金井龍生選手・上村岬選手・福山直弥選手、サッカー教室を手伝う事業所の職員の方々も、皆一緒に、元気よく太陽の下で走り回りました。

教室はボール投げから始まり、3組に分かれてゴールを競ったり、皆でコーチのシュートをブロックしたりしました。10月に開催される「笑顔つなぐ愛媛大会」(第17回全国障害者スポーツ大会)に向け、入念な準備を続ける愛媛県選抜の指導者(愛媛インクルーシブ委員)や子どもたちの先輩選手も途中から加わり、さらに活気が増しました。

はじめは戸惑う子どももいましたが、気づけばコーチ役の選手の後ろをずっと追いかけている子や選手のそばを離れない子もいて、双方の距離はどんどん縮まっていき、あっという間に終了時間に。子どもたちは、怪我もなく皆、笑顔でグラウンドを後にしました。

主催者コメント

工藤直人 FC今治今治モデル事業部長
FC今治のミッションステートメントに「より多くの人達に夢と勇気と希望、そして感動と笑顔をもたらし続けます」という項目があります。今回は、観戦ではなく実際にプレーをして楽しみ笑顔になってもらいたいと思いで、このイベントが実現しました。初の試みで不安もありましたが、私自身子どもたちの笑顔にたくさんのエネルギーをもらい、あっという間に時間が過ぎていました。また、このイベントで障がい児の方々にサッカーを通じて触れ合えたことは、私の貴重な経験となり、これからのサッカー指導に大いに役立てたいと考えています。そして、今後このような活動を継続的に行っていき、サッカーファミリーをより一層拡大していきたいと思います。

参加者コメント

斎藤誠治選手(FC今治)
自分は普段あまり子どもたちとサッカーをすることが少ないのですが、今回行ってみて感じたことは、何をするのに対しても子どもたちの反応がよくとても楽しかったです。女の子も積極的に参加してくれて、たくさんの笑顔が見られて良かったです。また機会があれば参加したいと思います。

小泉菜保子ゆいまーるなっつ支援員職員
選手の方の子どもたちへの対応がとても素晴らしくて、なかなか静かに座れない子どもも興味津々に目をキラキラさせて工藤さんのお話を聞いていて、職員全員がうれしくなってしまいました。普段、室内で過ごすことが多いので、とても嬉しい機会をつくっていただいたと思います。子どもたちのキラキラした目、思いっきりボールを蹴る姿をまた見たいです。

※「ゆいまーるなっつ」は、障がいのある児童を受け入れるデイサービス施設の名称です。

第9回全日本ろう者フットサル選手権九州で初めての開催

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「第9回全日本ろう者フットサル選手権」が1月14日(土)15日(日)、福岡県博多市にあるペナスタ博多で開催されました。

記録的な寒波襲来のため大会開催も危ぶまれましたが、全国から男女合わせ約130人が参加しました。九州では初めての開催となった今大会は、2日間にわたり、笑顔のあふれる大会となりました。

試合の他にも会場のペナスタ博多ご利用の方々が、耳栓をして聞こえない世界を体験しながら、女子のチームとの対戦を実施。

地元福岡の審判の方々の中には、初めてろう者フットサルを担当する審判の方もいましたが、トラブルもなくスムーズに試合が行われました。

2019年には、デフフットサルワールドカップが開催されます。代表入りを目指す選手も楽しくフットサルをする選手も怪我もなく笑顔で二日間を終えました。 

大会結果

男子
第1位 FC DEAF One's
第2位長崎GOD
第3位おけっちFC

女子
第1位 ROCKETMAN
第2位 8GIRL
第3位 ALL GIRLS

主催者コメント

山添太一大会実行委員長
男子12チーム、女子4チーム(ゲストチーム含む)の総勢約130人の選手に参加していただきました。大会はかなり肌寒い気温でしたが大きな怪我もなく、みなさん一生懸命プレーされており、選手やスタッフの笑顔が溢れる素晴らしい日になったのではないでしょうか。最後になりましたが、参加していただいた選手、役員、ボランティアの方々、そして元気を下さった応援の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも福岡ケルベロスFCそして九州・山口ろう者サッカー協会をよろしくお願いいたします。

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